2014年7月の記事一覧

臨時休業

 本日は、台風8号接近のため臨時休業の措置がとられました。子どもたちが学校に登校しないので、先生方は職員室で期末整理をしています。1学期のまとめの仕事がはかどる日となりそうですが、やはり子どもたちがいないとさびしい学校です。
   【職員室 和気あいあいです】
 
 台風が過ぎ去ったら通学路の点検や校内の点検等をして、明日子どもたちを迎えるために万全の態勢を取っていきたいと思います。

授業公開(1・2年生)

 昨日の2校時に1・2年生の授業公開がありました。算数の複式指導で1年生は「ひきざん」、2年生は「かさ」の学習をしました。
 1年生は担任の先生が「『ちがい』という言葉がでてきたらどのように式をつくりますか?」と尋ねると「大きい方から小さい方を引きます」とか「答えを書くときに気をつける所は?」と尋ねると「単位を書きます」などとしっかり答えていました。
 2年生はペットボトルとビーカーを使って「かさ」の勉強をしました。具体物を使っての学習は、答え(体積が違うこと)を目の当たりにして感動していたようです。
 
  【雨もり?いえいえ、教材です】
 
 【これをどうやって使うのかなぁ?】   【1年生もしっかりと学習に臨みました】
 
 授業後の研修では、先生方から様々な意見がでました。本校では授業の1分前に黙想を行い、そこで立腰指導も行っています。授業1分前になると、どのクラスでも「1分前黙想!!」という大きな声が響き校内が静まり返ります。学習を始める前に心を落ち着かせ、チャイムが鳴ったらすぐに学習に取り組めるような雰囲気を作ることができています。そのような取組から「時を守る」、「場を清める」、「礼を尽くす」ということが子どもの心を整えることにつながっているという意見が出ていました。
 また、間違った答えがでることにより学習が深まるということから「間違いは宝だ」というキャッチフレーズを考え、各クラスの黒板に貼ってみてはどうかとの意見もでました。
 1時間の公開授業を見て、様々な感想や意見、改善点等が出てきました。この授業での学びを生かし、「分かる授業」を行い、子どもたちが意欲的に学習に取り組めるような環境を作っていきたいと思います。

教頭先生のてこ入れ

 今日は、荒っ子トレーニングの日です。荒っ子トレーニングとは昼休み時間に10分間運動をする時間のことです。1学期は専ら一輪車の練習をしています。一輪車にスイスイ乗れる子どもは比較的積極的に練習に励んでいますが、スイスイ乗れない子どもは乗れる子どもの様子を眺めていたり、草で遊んでみたりして軌道に乗るまであと一歩です。そこで、教頭先生が一輪車の練習に入ってくださり、練習の後押しをしてくださいました。
  【1年生も練習がんばります】      【もう少しで乗れるようになるよ】
 
 失敗しても失敗しても練習をする子どもたち。あきらめなければ必ず乗れるようになります。それまで、地道にコツコツと練習を重ねていきましょう。教頭先生のてこ入れのおかげで、子どもたちの練習への意欲がグンとアップしました。
    【失敗を繰り返してだんだん上手になっていきます。がんばれ。】
 
 練習後、「明るい兆しが見えてきた」と教頭先生の目も輝いていましたよ。

運動会のスローガン決定!

 今日の3校時に全校児童会が行われ、運動会のスローガンを決めました。事前にスローガンに入れたい文言と理由を書き出しており、それを一人ずつ発表しました。そして、その後3~4人のグループに分かれてスローガンを作りました。運動会に懸ける思いをスローガンに表すため、真剣に考えていた子どもたち。ようやく4グループ分のスローガンが出来上がりました。プラス1・2年生担任が考えたスローガンも急遽発表しました。
【児童会活動なので児童が進行をします】
 
 それらのスローガンからキーワードを出し合い、再度そのキーワードを使ったスローガンをグループごとに考え発表をしました。そのスローガンは「荒っ子の 全力見せろ 最後まで!」、「荒っ子の 熱い心を 全力で見せつけろ」、「荒っ子の 熱い心を 見せつけろ! 地域の人々をまさかと 言わせろ!」、「荒っ子の 熱い心で 諸塚に まさか!」、「魅せつけろ 荒っ子魂 こけてもがんばる ぼく○○ちゃん」でした。
  【どんなスローガンがいいかなぁ】   【発表はグループ全員で声を合わせてしました】
 
【1・2年生担任チームのスローガンも堂々の発表】
 
 そして、最後は多数決をしましたが、票が別れて決選投票までいきました。そしてその結果、決まったスローガンは「荒っ子の 全力見せろ 最後まで!」になりました。このスローガンを胸に、それぞれが自分の力を出し切り最高の運動会を作り上げましょう。
 
 

水泳特練

 今朝、諸塚の天気は大荒れで、大きな雷鳴があちらこちらで響いていました。こんな天気では5校時の体育も水泳はできないし、特練もできないかなぁと思っていましたが、午後からは晴れ間も見えて絶好の水泳日和になりました。日頃の子どもたちの行いのせいかもしれません。
 今日の特練では「手のかき方」を重点的に練習しました。体育主任の先生が「遠くの水をつかむ」、「手を速く動かす」、「頭が左右にぶれないようにする」等のポイントを繰り返し指導し、子どもたちは必死に練習をしていました。この特練を見ていて思ったことは、子どもたちは、自分たちにどのような課題があり、その課題を克服すればもっといい泳ぎができるという見通しがもてているということです。だからそのための練習には熱が入っていました。
 
【正しい手のかき方をたたきこみます】【ヘッドアップで泳ぎ、頭がぶれないように注意します】
 
 子どもたちは、ヘッドアップ(頭を水につけることなく、水上に浮かせたままクロールをする)で12.5m、つまりプールの半分まで泳げるようになることを目標にしています。すでに12.5m泳げている児童は、20m泳げるようにする等それぞれの目標が明確になりました。この泳ぎが正しくできると、クロールのタイムも更に速くなるそうです。
 
 5時間目は水泳学習、6時間目は教室での学習、そして放課後は特練と忙しい子どもたちですが、やりがいがあるようで特練が終わった時の表情は充実したものに見えました。水泳教室まであと2週間、精一杯がんばりましょうね。
 
【手のかき方、習得してきました】
 
 水泳学習が始まって、子どもたちの泳ぎの中で一番上手になったのは「けのび」です。入水する時の形がとてもきれいでその後の伸びも美しく、距離も長く泳げるようになりました。目に見えて成長する子どもたちを見ていると、努力することの素晴らしさを実感します。

七夕の日

 今日は七夕です。今日の給食は七夕にちなんで、たなばたデザートがでました。また、ごはんは五目ずしでした。子どもたちは五目ずしが嬉しかったようで、おかわりに10人ほどが並んでいました。また、たなばたデザートの容器は花形の形をしていて「これ持って帰ってもいいですか?」と話す児童がたくさんいました。この容器を使って子どもたちは何を作るのかな?
 嬉しいものがたくさん出てきた給食時間、養護教諭が七夕についてのお話をしました。七夕は五節句の1つだということや、七夕の由来等を話しました。今日はあいにくの天気ですが、みんなの願いが1つでも多く叶うといいなぁと思います。
 
【今日の献立:ごもくずし、すましじる、シューマイ、たなばたデザート(ぶどうゼリー)、牛乳】
 
  【みんな真剣に聞いていました】

スクールコンサート響座公演

 今日の2~3校時に響座の方々が学校にお越しくださり、公演をしてくださいました。太鼓の演奏に始まり、太鼓の紹介、そして太鼓を叩く体験もさせていただきました。
 太鼓の演奏では、軽やかなリズムだけれども重厚感のある音が体育館中に響き渡りました。学校から少し離れた所にいても、その太鼓の音はしっかりと聞こえていましたので、間近で聞いている子どもたちには大迫力の演奏だったと思います。子どもたちは、汗をポタポタ落としながら力いっぱい太鼓を叩く響座の方々の姿から目を離すことができないような状態でした。
 太鼓の紹介では、神社(お宮さん)で使う太鼓だから「宮だいこ」、おけのような形をしているから「おけだいこ」等、太鼓の名称の由来も教えてくださいました。一番大きな太鼓は、樹齢400年のケヤキをくり抜いて作っている太鼓で「大だいこ」というそうです。直径60㎝以上ある太鼓は全て大だいこというそうです。そして、今回持って来てくださった大だいこは、なんと直径1m以上あるとのことでした。とっても大きくて、存在感のある太鼓でした。
【外国では豚の皮や羊の皮を使って太鼓を作る国もあるそうです。日本はの牛の皮のようです。】
 
 その後、太鼓を叩く体験をさせていただきました。6年生3名と5年生1名、職員2名が、その貴重な体験をしました。太鼓を叩く時は腰を落として叩くこと、きびきびと動くこと、大きな声を出すこと等を教えていただき、汗びっしょりになるくらい叩かせていただきました。
【6年生3名、一生懸命叩きます】    【運のよい5年生、太鼓を叩けるなんて嬉しいな】
 
【男性職員枠1名の狭き門、立候補しました】【女性職員1名枠、ラッキーでした】
 
【見ている児童は掛け声をかけて盛り上げてくれました】
 
 それから、響座の方々が再び演奏をしてくださいました。響座の方々の熱・気迫のこもった演奏は圧巻でした。きっと、子どもたちも胸に残る何かがあったのではないでしょうか。
【演奏しているお姿、感動しました】
 
 また、響座の方々は太鼓の演奏だけでなく、響座の方々の思いを語る時間も作ってくださっていました。どのような思いで演奏しているのか、この太鼓の演奏を通して子どもたちに伝えたいことを分かりやすくていねいにお話をしてくださいました。その中で「今は夢を叶えるための準備をする時なんだよ」と話してくださいました。子どもたちの可能性は無限にあります。その可能性を子どもたちの夢につなげるためにも、学校でも精一杯子どもたちのために取り組んでいきたいと考えています。
 
 
   【お礼のことば:5年生女子】   【心が動くような体験でした。ありがとうございました】
 
 
 最後に、後片付けをされている響座の方々とお話をする機会がありました。そこで「荒谷小の子どもたちのあいさつはいいですね~。うちの子たちにも教えてやりたい」と、とても誉めてくださっていました。「あいさつ日本一」を掲げている荒谷小学校。こんなふうに誉めていただけると、とても嬉しいです。あいさつは人として大切なものですし、コミュニケーションを図るための第一歩でもあります。これからも、あいさつを通して荒谷小の子どもたちのよさ・素晴らしさを伝えていけるといいなと思います。
 

「ぐっ ぽん す~」

 本校は、7月1日から水泳特別練習(通称:特練)を行っています。今日はあいにくの雷雨により、体育館での特練となりました。
 今日は、平泳ぎの足の練習をしました。まず、かかとをつけてつま先を上げて歩く練習をしました。この足の形が平泳ぎの時の足になります。すねに力が入っている状態です。「かかとが痛ーい!」と言いながら歩く児童もいました。この足で体育館に書かれている線の上を歩き、友達とぶつかったらじゃんけんをし、じゃんけんに勝ったら10秒休めるというゲームをして足の形を身体にしみ込ませました。
   【かかとを上げるんだよ~】               【こうかな?】
 次に、ステージを使って蹴る練習をしました。先生の力に負けないくらいの力を出して蹴りました。
     【この蹴りが重要ですよ】
 
 それから、平泳ぎの足の一連の流れを練習しました。先ほどのつま先を上げてすねに力が入る状態で足を曲げ、真っすぐ伸ばします。そしてつま先を伸ばすという動きです。
  【片方の足だけでも練習してみました】
 
 その後、立って足の動きを確認しました。「ぐっ ぽん す~」とリズムに合わせて練習をしました。「ぐっ」はすねに力を入れて足を身体に引き付ける動き、「ぽん」は蹴る動き、「す~」はつま先を伸ばして足を揃える動きです。このリズムに合わせて練習をすると、不思議なことにみんなの動きが揃い、きれいな平泳ぎの足の形になってきました。
 そして最後にうつぶせになって平泳ぎの足を最終確認しました。コツをつかんだ子どもたち、美しい足の形でした。
 
【正しい動きを覚えるには、ていねいな練習が必要です】
 
 終わりに、振り返りをしました。6年生の児童が「『ぐっ ぽん す~』と言いながら練習をするという基本的なことが大切なんだということが分かりました」と話していました。これからも続く特練、一つひとつの動きを確実に自分のものにしていきましょう。
 
【振り返り、とても大切なことです】

大雨により体育館でのクラブ活動

 今日の6校時、クラブ活動で水球をする予定でした。しかし、残念ながら朝から降り続く雨が強くなり、ドーンと大きな雷も聞こえた荒谷小。やむなく体育館でクラブ活動を行いました。今日は、バドミントンと卓球です。2つのグループに分かれて行いました。
 
【クラブ活動は3年生以上が対象です】 【こうやって握るんだよと教えてあげています】
 
  【握り方一つでも難しいなぁ】            【壁打ちで猛練習】
 
 卓球は普段することがないためか、要領を得るまでが難しかったようです。でも、サーブを打つ時に「サー!!」と言いながら打ったり、最後までボールを追いかけたりして一生懸命でした。
 一方、バドミントンをしている子どもたちの様子を見てみると、スイングが上手だったりシャトルを拾うために飛び込んだりしていて、こちらもまた熱気を帯びていました。
     【負けないぞ~!!】               【それ!!】
 
     【いい汗をかきました】

3・4年生研究授業

 7月2日(水)にの5校時に3・4年生の国語の研究授業がありました。国語の複式指導の研究授業は今年度初めてで、今回は宮崎大学の先生方や研修センターの先生もお越しくださいました。いつもとは違う雰囲気に子どもたちは少し緊張気味でした。緊張をほぐすために、3・4年生の担任の先生が休み時間にミニゲームをしていました。すると、あっという間に子どもたちの表情が柔らかくなりました。
 今日は、3年生は「心にのこったことを書こう」、4年生は「わたしの考えたこと」という単元でした。4年生はガイド学習をしながら進め、3年生は個人で考えたことを先生と話し合いながら、答えを導いていっていました。
【先生のヒントをもとに考えます】【先生が3年生を指導している間、それぞれ発表しました】
 
 この授業で子どもたちの成長の様子がうかがえましたし、複式指導の課題も浮き彫りになりました。これから、より効果的な複式指導ができるように職員も努力をしていきます。子どもたちのがんばりに100点!!
 
  【まとめは必ず先生が抑えます】    【一人でも充実した授業が作り上げられました】
 
 放課後、宮大の先生方や研修センターの先生もご参加くださり事後研を行いました。学校の中にいる私たちからは考え出すことができない、斬新なご意見やとても参考になるご意見を多数いただき、これからの研究に生かしていけそうです。宮大の先生方、研修センターの先生、そして授業をしてくださった3・4年生の担任の先生、子どもたち、学びの機会を与えてくださりありがとうございました。
 
       【今回のアドバイスを授業に生かしていけるよう頑張ります】