2014年7月の記事一覧

特別支援教育研修と主題研

 今日は、日向ひまわり支援学校から講師の先生をお招きして、9時から特別支援教育研修が行われました。その中で、身の回りにあるユニバーサルデザインの紹介もありました。ユニバーサルデザインとは、「誰でも使えて手に入れることができる(公平性)」、「柔軟に使用できる(自由度)」、「使い方が簡単に分かる(単純性)」などのことを指すそうです。身近にあるものとしては、ノンステップバスやシャンプーやお酒の缶にある点字等です。
 
 また、講師の先生が1つの絵を提示されました。職員がそれを見ると、その絵の模様が動いているように見える職員もいたり、全く動いて見えない静止画のようみ見えたりする職員もいました。1つの絵を見ても、人によって見え方が違うということを身をもって体験しました。また、板書の文字の色でも、赤よりも白が見えやすい。青はとても見づらい等もスライドを用いてご指導くださいました。
【他にも専門的な内容をご指導くださいました】
 
 今日の特別支援教育研修では大切な視点を再確認したり、新たな視点を発見したりしました。今後子どもたちと接する際に、本日の研修の内容を自分の中で意識していきたいと思いました。
 
 
 そして、午後からは宮崎大学の先生が参加されての主題研が行われました。今日の内容は、わくわく学習(諸塚ウッドジョブ:総合的な学習の時間)での個の探究活動シュミレーションの検討でした。子どもたちは、1学期林業について体験学習等で多くのことを学びました。そして、林業のことが分かってきた子どもたちが、次のステップとして一人ひとり林業に関しての夢を作文に表現しています。その作文をもとに、夢の実現のための手段や子どもに身に付けたい力を協議しました。2学期から子どもたちが、諸塚ウッドジョブでスムーズに動けるように夏季休業中にしっかりと内容を練り上げていきたいと思います。
 
【子どもに身に付けたい力 明確になりました】
 
 宮崎大学の先生には、とても参考になるご意見・ご指導をいただき、本校の研究が更に前に進めるような見通しがもてました。色々なアイディアや、本校の研究に関するご感想等もいただきありがとうございました。
 
 
 
 

「私たちのワン・アクション」、「私のワン・トライ運動」

 7月23日(水)に、教頭先生によるコンプライアンス研修が行われました。内容は①学校における危機管理②教職員の懲戒処分の状況③演習でした。
 
 学校における危機管理では、「学校生活」、「学校保健、「学校施設」、「教職員」に分類して、どのようなことが危機管理として挙げあられるのかを話し合いました。
 
 教職員の懲戒処分では昨年度の状況を全員で確認しました。中でも、自動車運転中の事故や違反には十分に注意しなければならないと痛感しました。通勤中や出張に行く際等には、時間に余裕をもつことが大切です。
 
 そして、演習です。演習の内容は3つありました。
 1つ目は「もし非違行為が発生したら」という設定で、周囲に与える影響や学校としてどのような対応が求められるのかをそれぞれ考えました。
 
 2つ目は「交通事故・交通違反を起こさないために」という設定で事例をもとに問題点や対策を考えました。
 
 3つ目に「私たちのワン・アクション」、「私のワン・トライ運動」を考えました。県から配付されている文書をもとに、荒谷小の職員にどのような課題があるのかを協議しました。そこで出された課題が、リフレッシュデイの推進でした。リフレッシュデイとは、「定時退庁」する日です。本校では、毎週金曜日にリフレッシュデイを設けていますが、なかなか実行することができていませんでした。そこで、毎週金曜日は全職員5時には退庁しようと決めました。5時に退庁するためには、週の始めから見通しをもって計画的に仕事を進めていかなければなりません。今年度は「ワン・アクション」をこのように決定したので、実行できるようにお互いに声を掛け合っていきたいと思います。

 次に、「私のワン・トライ運動」を考えました。今年度挑戦することを一人ひとり考えました。「ゆとりと見通しで笑顔いっぱいの荒小に」や「整理整頓に努め、事務処理の効率化を図る」、「心に花一輪をもつ」等様々なワン・トライ運動が出されました。
 
 信頼される教職員を目指し、模範となるような行動を子どもたちに示せるよう、日々精進したいと思います。
 
 そして本日、「私たちのワン・アクション」、「私のワン・トライ運動」を職員室に掲示しました。
【見える所に貼って、常に心に留めておきましょう】 【書:3・4年生の担任の先生】
 
      【ゆがんでないよね?】              【きれいに貼れました】
 
【さあ、見通しをもって職務遂行!!】

力を出し切った水泳教室

 7月24日(木)に水泳教室が諸塚村プールで行われました。子どもたちは8時30分集合だったのですが、8時には集合している子どももいて水泳教室に懸ける熱い思いを感じました。また、7月1日からの水泳特練での練習量が子どもたちの自信にもつながっているようで、やる気に満ち溢れた表情をしていました。
  【諸塚村内の5・6年生が全員参加しました】
 
 水泳教室の開会式では、本校の校長先生が2つお話をされました。1つ目は、「水泳は自分との戦い」だということです。今までの練習で出してきた自分のベストタイムよりも1秒でも速く泳げるように激励されました。そして2つ目は「どの学校にも声援を送る」ということです。水泳教室は諸塚小、七ツ山小、荒谷小の3校の5~6年生児童が集合して行われますが、自分の学校のみでなく、他の学校の子どもにも同じように応援をしていきましょうと話されました。
    【昨日のタイムよりもすこしでも速く】
 
 続いて教育長先生からもごあいさつをいただきました。「この水泳教室が終わる頃に『○○を学んだ』、『○○ができた』と言えるようにしてください。それが『教室』ではないでしょうか」とおっしゃっていました。また、「変わるか変わらないかは自分次第」とも話されていました。
  【この水泳教室で1つでも学びを得てください】
 
 そしていよいよ競技のスタートです。応援の方々がたくさんいらっしゃる中、きっと子どもたちは緊張したことでしょう。それでも、平常心を保ちながら今まで学習してきた成果を十分に発揮していました。それぞれの競技で一生懸命泳ぐ子どもたちの姿には、ハラハラもしましたし、たくましく思ったりもしました。
 
 
            【何度も何度も練習を重ねた自由形を泳ぎました】
 
             【いつもとは違う環境で少し緊張気味かな?】
 
 
              【5年生もよく頑張って最後まで泳ぎました】
 
 
 
【ベストタイムを出せるように頑張るぞ】
 
 最後の学校対抗リレーでは、本校からは5年生2名6年生2名が出場しました。1グループ目に泳いだ荒谷小の子どもたち。4人の気持ちが1つになり、最高の泳ぎを見せてくれました。その4人を支えたのは、リレーに出場していない子どもたちの応援です。リレーの総合順では堂々の3位でした。
         【第1・第3泳者です】
         【第2・第4泳者です】
 
【リレー第1組、1位でゴール!!素晴らしい泳ぎでした】
 
 この夏、荒谷小5・6年生の底力を見せてもらえた特練そして水泳教室でした。これからの2学期の子どもたちの活躍が楽しみです。

サプライズ!

 それから、熱心に指導をしてくださった体育主任の先生に子どもたちからサプライズがありました。それは5・6年生が水泳特練でがんばったことや、学んだことをまとめたメッセージを冊子にしたもののプレゼントでした。その中には、「諸塚にまさか」と思わせるためにの自分の目標も書いていました。常に上を上を見ている子どもたち。それらの文章から子どもたちの満ち溢れるやる気が伝わってきました。
【きめ細かな指導をありがとうございました】
 
 それから、がんばった子どもたちに1・2年生からプレゼントがありました。それは1・2年生が大切に学級園で育てた黄金のたまご(スイカ)です。
        【あまいよ】
 
 子どもたちは、思わぬサプライズに大喜び。嬉しそうにスイカを食べていました。
    【どれが甘いかなぁ・・・】
 スイカを食べて、英気を養った子どもたち、きっと明日は諸塚中に「まさか」がこだまするのではないでしょうか。

「目標に前進 動け 楽しめ 諸塚にまさか!」

 7月1日から始まった水泳特練、今日が最終日でした。約3週間放課後に練習を重ね、クロールや平泳ぎの細かい動きを学びながら、そして基本であるけのびを大切にしながら泳ぎこみをしてきました。
 今日はウォーミングアップをした後、最終確認をしました。確認内容は①本番前のアップが大切であるということ。プールに入ったら、5mをうまく利用してスタートの練習やラストスパートの練習等をして水慣れをすること②リレーは引き継ぎが大切だるということ。タッチと同時に次の泳者の足が壁に付いていればよい等でした。
【今日は、今までの練習の総まとめです】
 
 その後、最後の記録を計りました。今日は、6年生の男子児童と一緒に教頭先生もタイムを計りました。以前、一緒に泳いだ時は圧倒的に速かった教頭先生、特練を積んだ子どもたちとの勝負の行方はどうなるのでしょうか。
   【6年生も闘志メラメラ】        【1・2年生は大きな声で応援します】
 
 スタートをすると、どちらも一歩も譲らない戦いとなりました。そして、タッチの差で6年生児童が早くゴールしました。タイムは19秒5でした。努力した結果が形になって表れつつあります。
  【速かったな~、びっくりした】     【1年生も担任の先生のおかげでプール大好き】
 
 その他の児童も記録を更新したり、いいタイムを出し続けたりしていました。応援にも熱が入る最後の記録計測となりました。
 そして、最後にリレーの記録計測です。5年生2名、6年生2名でチームを作っている荒谷小、勢いのある5年生と安定感のある6年生でいい泳ぎを見せてくれました。
【作戦は前半にでリードし後半につなぐこと】【他の児童は心を込めて応援しました】
 
 それから、最後にふりかえりの時間です。今日は①今日の特練の感想②これまでの特練を通しての感想を発表しました。多くの児童が「特練があると聞いて、始めは嫌だった」と話していました。しかし練習を積み重ねるうちに、泳ぎ方を学び、だんだんタイムがよくなって、自信がついたそうです。また、「もっとこうしたらいいのではないか」、「まだやりたい」という気持ちも芽生えてきたそうです。子どもたちの心が動き、意欲的な行動へと変わった今回の特練には大きな成果があったのではと思います。
 
【自分の言葉でしっかりと発表しました】【発表後は全員にタッチして気分を盛り上げます】
 
 それから、明日の水泳教室での活躍を祈り、1~4年生がエールを送りました。間近で5~6年生の特練を見てきた1~4年生、その努力を胸に焼き付けていたのでしょう。心のこもったエールを送っていました。
 
           【明日の5・6年生の検討を祈ります】
 
 その後、この夏、十分すぎるほど子どもたちを鍛えてくれたプールにあいさつをしました。
【安全に学習することができました。ありがとうございました】

千里の道も一歩から(1学期終業式その2)

 校長先生のお話の2つ目、それは「夏休みに向けて」という内容でした。
 ここで、校長先生は「千里の道も一歩から」というお話をしていただきました。
【千里とは約4000kmだそうです】    【このような説明資料も用意してくださいました】

 「千里の道も一歩から」とは、「どんなに大きな仕事でも身近なことから始め、少しずつ積み重ね、努力してゆくことが大切である」という教えだそうです。子どもたちの立場に置き換えると、もし夏休みに60ページの宅習をするという宿題が出たとします。「60ページ」と聞いただけで果てしない宿題のような気さえしてきます。しかし、毎日毎日宅習をしていけばいつの間にかその60ページの宅習は終わってしまします。その宿題を一気に終わらせようとするのは大変な作業ですし、例え一気に終わらせてもそれは自分の力にはなりません。自分の足下を見つめて一歩ずつ前に進むことで、コツコツと努力し続ける力が身に付くと話してくださいました。「千里の道も一歩から」子どもだけでなく、私たち大人も心得ておきたい教えだと思いました。
 そして、最後に「命」のお話がありました。連日、新聞やテレビ等で子どもが標的になった事件・事故等が報道されています。自分には関係のないこととは思わずに、自分の命は自分で守る行動を常に心がけて欲しいと思います。特に、川などでの遊び(水遊び)、不審者には気をつけるようお話がありました。
 
 終業式が終わると、生徒指導主事の先生から生活面でのお話がありました。先日、教頭先生が下校指導の際に「夏休みの意義」を3つ話してくださいました。それを覚えていますか?と子どもたちに問いかけたところ、子どもたちの反応が薄い・・・。
 【夏休みの意義 覚えていますか?】    【教頭先生 嘆かれています】
 
 でも、じっくり聞いてみるときちんと子どもたちは答えました。全員で夏休みの意義を復習しました。今年は41日間の夏休みです。①計画的に②健康で安全に③家族のためにというキーワードで振り返りました。
 
 明日から楽しい夏休みのスタートです。夏休みにしかできない学習や体験、家族とのふれあいを大切に有意義な夏休みを過ごしてくださいね。
 
                    「千里の道も一歩から」

1学期終業式 その1

 今日で1学期は終わりです。本校では、3校時に体育館で終業式がありました。
【全員で1学期の終業式を迎えられました】
 
 まず、「みんなの発表」を行いました。そこでは各クラスごとに、1学期にがんばったこととこれからがんばりたいことを発表しました。
 1・2年生は「1学期は算数をがんばりました。これから引き算がすらすらできるようになりたいです」や「一輪車の前進で3m行けるようになりました」等、元気いっぱい発表していました。
【いつも元気で笑い声が絶えない1・2年生でした】
 
 次に4年生です。4年生は学習面・生活面・運動面に分けて発表をしました。学習面では「発表がたくさんできるようになりました。これからは説明を分かりやすくしたいです」や「本をたくさん読みました。これからは主語と述語を上手く使いたいです」等と具体的な目標を掲げていました。生活面では「相手の目を見てあいさつができるようになりたい」、運動面では「一輪車のバックにも挑戦したい」等とそれぞれに明確な目標をもっていました。
 
【自分の目指す姿がはっきりとしていて素晴らしいですね】
 
 それから5・6年生の発表です。5・6年生は「一輪車のバックで運動場5周以上行きたい」や「一人で料理ができるように母から学びたい」、「テストで高得点がとれるようになりたい」等、バラエティに富んだ目標が出てきました。
【下級生のお手本になる5・6年生 堂々の発表でした】
 
 13名中7名が一輪車での目標を立てており、一輪車への意気込みが感じられました。夏休みも猛特訓をするようですので、2学期が始まってからその成果を見せてもらうのが楽しみです。
 
 最後に3年生児童が作文を読みました。1学期にがんばったことは3つあったそうです。1つ目は国語の学習です。ちょうちょが幼虫から成虫になるまでの作文も披露し、その詳しい観察をしている様子がよく分かる作文でした。2つ目は計算まつりで100点をとったことだそうです。「次も100点取るぞ!!」と声高らかに宣言していました。3つ目がクロールで30m泳げたことだそうです。練習の段階では25mも泳げるかどうか不安な様子でしたが、先日のプール納会では自己新記録の30m!努力が実りました。
 そして、2学期の目標も発表しました。それは「宿題を忘れずにする」ということ。宿題をしないと、漢字まつり・計算まつりでの得点が芳しくないそうです。でも、宿題をして、漢字まつり・計算まつりに臨むといい得点が取れるそうです。自分なりにそれを実感して、宿題の必要性感じたのでしょうね。コツコツとがんばってね。
     【立派な発表でしたよ】
 
 次に校長先生から2つのお話がありました。
 1つ目は「1学期を振り返って」という内容でした。
 「終業式」、この「業」という漢字の意味を知っていますか?と尋ねられました。子どもたちの頭には?がたくさん。実は「業」という漢字は仕事 という意味があるそうです。子どもたちにとっての仕事は勉強です。したがって、終業式は勉強が終わる日ということのようです。勉強とは、教室で学習することのみでなく登下校や給食、そうじ、宿泊学習も勉強なのです。それらを全部やり遂げた子どもたち。終業式は、1学期の自分のがんばりを振り返り、次なる目標を立てる日ですね。
【「終業式」、そういうことだったのですね】
 
 次にチャレンジ賞の表彰をしました。チャレンジ賞は、校長室に掲示している自分の立てた目標を達成した人が校長先生から賞状を貰えます。
【あきらめないこと それが目標達成のかぎです】
 
 それから今度は、漢字まつり・計算まつりで得点がぐ~んと伸びた人の表彰をしました。コツコツと勉強をがんばった証でもあるこの賞状。宝物になりますね。
     【努力の結晶です】
 
 その後は、あいさつのお話がありました。1学期、子どもたちはいつも大きな声であいさつをしていました。「声が大きいことは自信の表れです」と校長先生が話されていました。荒谷小では一人ひとりにスポットライトがあたる場が数多くあります。それらの場数を踏んで、子どもたちは一回りも二回りも成長するのだと思います。その結果、子どもたちには自信がつき、様々な場面で自分たちの良さを自信たっぷりに表現できるのでしょう。
 それから読書についてのお話もありました。本校の1学期の読書の目標冊数は40冊と決めていましたが、 それを達成した児童は8名だったそうです。一番多く読んだ人はなんと73冊、次に多く読んだ人は67冊でした。平均すると一人あたり約39冊で、ほぼ全員達成ということになりました。今回子どもたちは、一人5冊図書の本を借りて帰ります。その5冊の本もじっくり読んでくださいね。
 

かんぱい×5

 今日の給食の時間は、7月に誕生日を迎える児童と先生のお祝いをしました。7月は誕生日を迎える児童が4名いました。そして、ALTの先生も7月生まれだということで5人のお祝いとなりました。
 まず、全校児童からのメッセージとメダルをプレゼントしました。
   【 お誕生日おめでとう 】
 
 その後、牛乳かんぱいをしました。ALTの先生も一緒に牛乳かんぱい、嬉しいですね。
 【暑い日なので、牛乳がすすみました】【本日誕生日を迎えました。おめでとう】
 
 8月生まれの児童が「先生、8月生まれの人はどうするんですか?」と心配そうに聞いてきました。大丈夫です。諸塚村は8月28日が2学期の始業式なので8月に牛乳かんぱいをしましょうね。
 

ALTの先生のラスト授業

 今日は、ALTの先生の最後の授業となりました。最後というのは、ALTの先生が来週には母国へ帰国されるのです。3年前に諸塚に来られて、3年間諸塚村内の小中学校の児童生徒に英語を教えてくださいました。子どもたちもそれを分かっていて、ALTの先生に精一杯の感謝の気持ちを伝えようと最後の1時間の授業の構成を工夫していました。
      【5・6年生教室の黒板と今日のめあてです】
 4時間目の英語の授業、全校児童で5・6年生教室に集まりました。そして、ALTの先生に①授業のプレゼント②歌のプレゼント③ことばのプレゼント④写真のプレゼントを贈りました。 
 まずは、①授業のプレゼントです。いつもはALTの先生が英語の授業をしてくださいますが、今回はALTの先生に授業を受ける立場になってもらい、5年生の児童が英語の先生に変身しました。
 
【 cherry cherry cherry  さあどうぞ】     【テンポのよい授業でした】
 
 次に②歌のプレゼントをしました。「あしたは晴れる」という歌を振付を交えながら全校児童で歌いました。楽しそうに、心をこめて歌う児童の姿を見るALTの先生、嬉しそうにも淋しそうにも見えました。
 
【子どもたちの歌声が教室中に響きました】【優しいまなざしで見ていただきました】
 
 そして③ことばのプレゼントです。授業の中で心に残っていることやALTの先生との思い出を一人ずつプレゼントしました。思いを募らせた子どもたちの目にはうっすらと涙が。ありったけの思いを自分の言葉で伝えました。
 
 【色々な思い出が頭をよぎりました】       【離れたくないよ~】
 
【似顔絵やメッセージを書いた巨大レターのプレゼント】
 
 次に、ALTの先生からお言葉をいただきました。荒谷小に初めて来た時、子どもたちの英語の授業に対する意欲がALTの先生に伝わったようで、とても楽しく授業ができたと話されていました。また、2年くらい前に、ALTの先生が病気で学校に行けない時があったそうです。その時、子どもたちが励ましの手紙を書いたようでした。そのことがとても嬉しかったと話してくださいました。ひとつひとつの言葉をかみしめるように話してくださったALTの先生。最後には「『笑顔』と『元気』を忘れないでください」といつもの笑顔で子どもたちに話されていました。
 
 最後に写真のプレゼントです。全校児童でALTの先生を囲んで記念写真をとりました。合言葉は「○○先生(ALTの先生の名前)の授業はたのし~」です。
 【一緒に勉強をしたり、給食を食べたり、遊んだりしてくださったALTの先生、ありがとうございました】
 
 
 今回のラスト授業を参観して、子どもたちのALTの先生に対する熱い思いを知りました。この3年間、ALTの先生が子どもたちのために楽しく分かりやすい授業を考えてくださったり、子どもたちとふれあう時間を多く作ってくださったりしたことが、子どもたちにはしっかりと伝わっていたのだと思います。子どもの心を動かす指導をしてくださったALTの先生、今まで本当にありがとうございました。
 
 
 
 

教頭先生の夏休み講座

 毎週水曜日の下校指導では、担当の先生がその時々に合ったお話をします。今日はそのお話以外にも色々なお話がありました。
 まず、担当の先生のお話は「熱中症について」です。台風が過ぎ去って、夏本番のような暑さが続き体力を奪っていく日々が続いています。そこで、水分補給の必要性を話してくださいました。のどが渇く前に水分補給をすることを話し、昼休みの前や下校前等に水分を補給するよう指導されました。
  【今日は木陰で下校指導をしました】
 
 次に明日でALTの先生の授業が最後なので、ALTの先生の授業のプログラム確認をしました。感謝の気持ちをしっかりと伝えるため様々内容を考えているようです。
 
 【明日の3・4校時がALTの先生の授業です】
 
 そして最後に、教頭先生から夏休みについてのお話がありました。「夏休みは何のためにあるのでしょうか」と子どもたちに投げかけました。すると「暑いから家で扇風機に当たりながら勉強する」とか「自分の力で勉強をするため」などの意見がでました。
 実は夏休みの意義、3つあるそうです。1つ目は「計画的に学習・生活をするためにある」ということです。夏休みにはチャイムも休み時間も給食もありません。そのため、規則正しい生活を送れるかどうかは、子どもたち一人ひとりの心がけにかかってきます。きちんと計画を立ててその計画通りの生活ができれば、2学期に学校に登校してもすぐに学校のリズムに慣れることができると思います。
 【みなさんはどのような夏休みを過ごすのかな】【子どもたちは夏休みをとっても楽しみにしています】
 
 2つ目は「病気の治療や体力づくりをするためにある」ということです。定期健康診断で、医療機関での受診が必要とされた子どもたちには受診勧奨のお手紙を出しています。この夏休み中にしっかりと治して万全の状態で2学期を迎えられるようにしてください。また、一輪車の練習をするのもよいでしょう。
 3つ目は「家族とのふれあい」です。最近は、子どもたちも大人も忙しくなり、なかなか家族でじっくりと話をすることも少なくなっている傾向があるのではないでしょうか。そこで夏休みには、夏休みにしかできないことを家族で行い、家族の時間を増やして家族と向き合う時間を作りましょうというお話がありました。
 
 ぜひ、この3つを念頭において有意義な夏休みになるようにしてくださいね。
 
【決して「暑いから休み」ということではありませんよ】