2014年11月の記事一覧

読書集会

 今日の朝、体育館で読書集会が行われました。まずはじめに、図書委員会全員で紙芝居を読みました。その紙芝居は「ゆっくり ゆっくり」というお話でした。
 
 身体に障がいがある女の子のことを、始めはよく分からなかった周りの子どもたち。でも、実際にその女の子と話したり、遊んだりすることで、女の子の大変さを知ることとなります。そして、その女の子と一緒に遊ぶためにはどのような工夫をすればよいかを考えるようになります。十人十色という言葉があるように、人それぞれ個性・特性があります。それらを知り、認め、寄り添うことで、他者との関わりを大切にでき、相手を思いやることができるようになるのではないかと思います。
  【紙芝居を見る時、子どもたちは一言も口を開かず見入っていました】
 
 その後、おすすめの本の紹介がありました。今回は病気等で身体が不自由な方の本の紹介でした。「ヘレン・ケラー」や「さっちゃんのまほうのて」、「暗やみのなかのきらめき」、「禎子の千羽鶴」、「野口英世」を委員会の児童がそれぞれ紹介しました。本の内容を大まかに話したり、「漫画で見やすいです」等と、低学年でも手に取ってみたくなるような紹介でした。
 
【図書室にはいい本がたくさんありますね】
 
 読書集会では、図書委員会の児童が本の魅力を十分に伝えてくれました。1人でも多くの子どもが、図書室に足を運び新たな本との出会えるといいなと思います。
 
 その後、先日全校児童会で話し合った赤十字活動の内容の発表がありました。今回、自分以外の人のためにできることを考え①ゴミ拾い②プルタブ・ペットボトルキャップ集め③募金活動の3つを行っていくそうです。
 ①ゴミ拾いは登校中に通学路のゴミを拾う計画です。荒谷・野谷川・中の又それぞれの班にゴミ袋を渡し、ゴミを拾ってその袋に入れます。そして、そのゴミを学校に持っていき、燃やせるゴミと燃やせないゴミに分別します。
 ②プルタブ・ペットボトルキャップ集めは、各家庭から持って来てもらう計画です。ペットボトルキャップをリサイクルすることにより、世界の子どもたちに届けるワクチンの購入に充てられます。
 ③募金活動は各家庭から募金をお願いし、集まった募金は社会福祉協議会へ提出します。
 
【ゴミを拾ってピカピカにしましょう】  【プルタブ・ペットボトルキャップお家を探してね】
 
 【募金、よろしくお願いします】
 
 担当の先生から「この活動を通して、自分にできることを考えるきっかけになるといいと思います」とお話がありました。この期間だけ活動をするのではなく、日常的にこれらの活動ができれば、とっても素敵な学校になると思いました。
 それから、「子どもの詩」の表彰がありました。今回は3年生と4年生が表彰されました。賞状をもらった3年生は、自分の座る場所に戻った後もニコニコしてとても嬉しそうな表情でした。
 
        【とってもすてきな詩が書けていましたね】
 
 今日は、朝の時間には雨がザーザー降っていて、体育館での子どもたちの声は少し聞こえにくかったです。最後に教務主任に先生から「相手に伝わらない声は失礼にあたります。相手意識をもって、大きな声で発表しましょう!」と元気よく指導されました。晴れた日なら聞こえる声でも、雨の日には聞こえないこともあります。その時々に合わせて声の大きさを変える工夫をしていけるようになるといいと思います。