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2021年2月の記事一覧

立志式と知事の「白熱教室」が行われました


2月10日(水)

立志式と知事の「白熱教室」が行われました。

 

立志式は毎年2年生が、将来への具体的な目標を持ち、
大人になるための自覚を深めることを目的として行われています。





それに合わせて、今回は特別に河野俊嗣知事による「白熱教室」が同時開催されました。

「白熱教室」は、県知事との触れあいを通じて郷土への関心を深めることなどを目的に、
10
年前から年に一回県内の学校一校で行われています。




今回は「未来を築く新しい『ゆたかさ』への挑戦」と題し、
知事との対談や直接の意見交換を行いました。

立志式では生徒が職場体験で学んだことをPR動画にまとめ、農業や特産品、
観光資源などについて郷土で働く人の思いとともに、魅力いっぱいに紹介をしていました。







河野知事は、日之影町が世界農業遺産、ユネスコエコパークに認定されていることを挙げて
「世界に認められ、五感で楽しめる魅力がある町。ぜひ、誇りに思ってほしい」と話しました。


知事との直接の対談を行う生徒代表の三名






他の多くの生徒も積極的に質問をしていました。




「コロナウイルスの壁をどう乗り越えるかという話で、
「自分は一人じゃない」という言葉が胸に響いた。」と、
面と向かって河野知事と話をするという貴重な体験に、感動していたようでした。

 

また、保護者の方々と対面するかたちで自らの想いを込め綴った漢字一字を発表。




本田香澄さんは、「自分の気持ちを表現する力を身に付けたいと思って「表」という漢字にした。
日之影町はあまり知られていないので、こういう町だと語れる人になりたい」と話しました。








一人ひとりが堂々と、志や将来への決意表明をしていきました。





今回の立志式を終え、生徒からは、

「日之影の「ゆたかさ」について、自分が理解して終わるのではなく、
周りの人たちに伝えることが出来なければ意見をもてていないのと同じだと、知事の話を聞いて感じた。
まずは町内の人に、自分たちの町のゆたかさを知ってもらい、
自分たちの町を残していきたいと思えるようになってほしい。
白熱教室を通して考えが変わった。」

など今回の出来事を通し、さらに郷土への想いが深まったようでした。

 

今日のために10月から準備を進めてきた2年生。

「河野知事が来る!」と、とにかく緊張していたようで、
中には朝ご飯もやっと食べたと言う子もいましたが、
本番では多くの来賓の方やメディアを前に堂々と自分の意見を述べる姿を見せてくれ、
大きな成長を感じました。


本番を無事に成功させることが出来、ほっと安心した表情の中に
新たな決意や熱意を覗かせ、2年生一人ひとりが自覚を深め大人への一歩を踏み出せたようです。




(※写真撮影の時のみマスクを外しています)

 

最後に河野知事から「ふるさとに誇りをもって語れる人、変化に立ち向かう人になってほしい」
という言葉を聞き、ふるさとの誇りを再確認し、また将来の助言やエールをもらったことで、
自分たちがこの町の魅力を伝えていくという志も持てていたように思います。

今日の立志式は2年生達の中でも大変思い出深い貴重な経験になったことだと思います。

 


 

立志式の様子は、2月27日(土)10:30~UMK「のびよ!みやざきっ子」で紹介されます。


よろしければご覧ください。