ユネスコスクールの部屋

綾の動物

 綾町には、たくさんの動物がいます。綾町に動物がたくさんいるのは、多くの自然に囲まれているからです。綾町にいる動物は、ムササビやテンなどです。綾町の森には、天然記念物のヤマネがいます。ヤマネは、自然豊かな場所にしかいないので森の神様と言われています。 

 昔は、熊がいました。その証拠として、木に熊がひっかいた跡が発見されました。今はもう熊はいないのですが、肉食のクマタカがいるので他の動物もたくさんいると考えられています。
 どうして、熊がいなくなったのかというと、いなくなった熊のほとんどが人里におりてきて殺されてしまったからです。ツキノワグマは、肉食だと思われがちですが草食動物です。その中でもどんぐりをとても好んでいるそうです。どんぐりの木を人が切ってしまったためいなくなったとも考えられます。
 だから、ツキノワグマは、人を襲いませんが人々は「熊が出たぞ~」といって殺そうとしたのでツキノワグマが驚いて人間に襲いかかったと考えられています。そうやって、ツキノワグマを何匹も何匹も殺してしまったのでツキノワグマは、もうほとんどいません。
 
 ツキノワグマは綾町にはもういません。これからは、そんなことのないように自然を守る活動などをして綾町の人達は努力しているそうです。

綾町立綾小学校 6年 フォレストチ-ム児童代表