学校日誌(令和2年度まで)

2020年1月の記事一覧

立派な発表でした!!

 23日(木)に日南市新春子どもの声を聴く会が開催されました。
 本校からは、6年生女子が参加しました。
 昨年12月に原稿を書き、何度も修正しました。
 自分で練習、6年生の前で発表、先生方の前で発表と、何度も練習してきました。
 当日は、これまでで一番いい発表をしたそうです。
 これまでの頑張り、当日の緊張に打ち勝った姿に大きな拍手を送りたいと思います。
 本当によく頑張りました!!

 当日は、地域の方も聴きに来てくださいました。
 ありがとうございました!!

 写真の下に発表原稿を載せています。
 ぜひお読みください!!
 


私の幸せ

 

 みなさんの幸せとは何ですか?

 
 私の幸せは「生きていること」です。

私にとって「生きている」ということは、友達や家族と過ごす“時間”そのものです。学級のみんなと過ごしていると、とても楽しいです。この楽しさを感じられるのは、「生きている」からだと思います。

 

でも、私の感じている幸せを理解できないという人もいると思います。そんな人たちは、きっと辛く悲しい思いをしているのだと思います。そんな人たちは「生きている意味って何だろう?」と思うときもあるのではないでしょうか。実は、私にも生きている意味が分からないことがありました。それは、友達とけんかをして悩んだり、頑張ってもできないことがあったりなど、辛く悲しいことがあったときです。しかし、それを解決してくれたのは友達や家族と過ごした時間です。

辛く悲しいことがあったからこそ、「楽しい」とはどんなことなのかが分かりました。今は「生きていてとても楽しい」と思えます。

 

11月に修学旅行で知覧特攻平和会館に行きました。そこで、生きていることがとても幸せなことだと改めて実感しました。それは、特攻隊の人たちが出撃前に三角兵舎で家族や愛する人のことを思い泣いている話を聞いたからです。生きて還ることが許されず、国のために大事な命を犠牲にするということが、戦争の時は当たり前の考えだったのです。今では、絶対に考えられません。今、生きているこの時代は、生きたくても生きることができなかった人々のおかげで成り立っています。

 

戦争も終わり、平和になった今だから幸せと感じることができるのです。友達と仲良く遊んだり、時にはけんかをしたり、勉強したりできる幸せ。家族と一緒笑ったり、ご飯を食べたりする幸せ。これらのことは、生きていないと幸せだと気付けません。

今、幸せだと思えない人も、もう少し頑張ってほしいと思います。誰かがいます。時間が解決するかも知れません。

 私のこれまでの話は、ただのきれい事かも知れませんが、いつかこの当たり前のことが幸せだと気付けるようになってもらえたら嬉しいです。