日誌

不審者対応の避難訓練

 昨日、日南警察署から2名の警察官の方に来ていただいて不審者対応避難訓練を行いました。

 事前指導
 
  2年生          3・4年生

  5・6年生
 不審者が侵入してきたら、どうすればいいかな?どこからやってくるか分からないよ。先生たちは、みんなを守るために・・・するよ。みんなは、・・・できるようにしないといけないよ。

 実際の訓練

 5校時、みんなが運動場で体育の学習をしていると

 何か様子のおかしな人が運動場にやってきた。門田先生が、その人の方に駆け寄り対応しています。
 どうもおかしい。「逃げなさい」子どもたちについていた落合先生の指示で、子どもたちは、大声を上げながら校舎の中へ逃げ込みました。そして、3Fの図書室へ。

 子どもたちからの報告を受け、職員対応の放送が流れると、教頭先生、校長先生がさすまたをもって運動場に駆けつけ、3人で対応。
 
 不審者を落ち着かせて敷地外へ出るように説得を試みるが、不審者は聞く耳を持たず校舎に近づこうとする。前から二人、後ろから一人で囲み対応するも、不審者がいきなり刃物を取り出す。そこで、持ってきたさすまた等をつかって前後から取り押さえる。
 
 訓練とはいえ不審者役の警察の方の迫力ある演技に、対応する職員も不審者がどういう行動に出るか分からない恐怖を感じました。
 ずっとその様子を見られていたもう一人の警察官の方から、職員の対応がどうだったのか指導をいただきました。「よかったと思います。」という言葉をいただいた時には、ホッとしました。不審者の後ろにも回り、前後から不審者を囲むというのがよいということでした。

 そのあと、子どもたちも体育館に集合し、子どもたちへの指導

 子どもたちの避難の様子について警察の方から感想を聞いた後、細かな指導をいただきました。
 

 そして、防犯ベルのチェック


 登下校中に声を掛けられたらどう対応するか練習
 
 
 声を掛けるみんなが不審者ではないよ。本当に困っていて声を掛けてきた人かもしれないよ。体の調子が悪くなってうずくまっている人がいたらどうする・・。
 一緒の対応ではいけないよね。警察の方は、いろんな場合の対応について子どもたちに考えさせ教えて下さいました。ただ、どの場合でも、もしもの時に対応できるように相手との距離を保っておくことが大事です。

 校長先生の話


 「警察の方やに教えていただいたこと、担当の山田先生がまとめで話されたこと、その通りです。とっても大事なことです。」
 「校長先生は、教頭先生や門田先生と不審者への対応をしていましたが、とにかく怖かったです。大人でも怖いです。もし、みなさんが手でもつかまれたら逃げることはできません。」
 「とにかく、相手との距離を保つということ、大きな声を出すということにつきるような気がします。」

 警察の方へのお礼の言葉


 丁寧に指導して下さった警察の方に代表児童がお礼の言葉を言い、みんなで元気な声でお礼の挨拶をしました。
 ふだんから元気のいい声を出すことも大切だそうです。