日誌

アニマシオン

 2校時には1・2年生の国語の時間に、図書司書の藤島先生がアニマシオンという手法で読み聞かせをしてくださいました。アニマシオンとは、子どもの読みの能力の発達段階に沿って、遊びの要素を取り入れたスタイルで、楽しく読書体験を積みながら、深く読む習慣、読解力、コミュニケーション能力を養うことを目指すものです。今日はその中でも2つの手法でしていただきました。

 1つ目は、まずは普通に絵本を読み聞かせした後に、同じ本をわざと所々間違えて読み、違ったところを当てるゲームです。ただ聞き流すだけでなく、しっかり内容を理解したり、頭の中で想像していかないと、なかなか違いには気付きません。細かな違いにも子どもたちはパッと反応し、たくさん手を挙げていました。
 

 2つ目は、まず1人1枚なぞなぞと答えが書かれたカードをもらいます。そのなぞなぞを他の人に出すというゲームです。一見簡単そうですが、なぞなぞを出す人は相手にきちんと伝える力、答える人はしっかりと理解しながら聞くという力、答える力などが必要です。これにはみんな悪戦苦闘でなかなか答えが出てこないこともありましたが、なぞなぞを改めてもう1回しっかり聞くと手が上がっていました。
 とても楽しい国語の時間でした。藤島先生ありがとうございました。