日誌

宮日新聞 1月25日掲載

「心に刻まれた劇」 6年 佐藤 汐莉

 先日、「リトルプリンスⅡ」のミュージカルを見ました。体育館へ行くといつの間にか体育館ではなく、「ステージ」になっていました。出てくる人たちは、目の前で大迫力の演技をしてくださいました。
 わたしは、足元からヘビの人が出てきたとき、声を出さないようにするのが精いっぱいでした。いつも見るミュージカルではなく、手をのばせば手がとどくくらいでした。その分、役者さんたちのあせや、表情がよく分かりました。役者さんは、とてもあせをかいていて、ふく時間もないのかなと思いました。
 わたしがこの劇の中で心に残った言葉は「友達」ということと、「大切なものは目に見えない」ということです。わたしにも友達がいます。わたしはそう思っているけど、相手がわたしをどう思っているのか分かりません。相手の気持ちは見えないけれど、相手もわたしのことを友達だと思っていてくれるとうれしいなと思いました。このミュージカルは、わたしの心に深く刻みこまれました。