日誌

3,4年生「国語」研究授業

2校時 
3,4年生「国語」研究授業

単元名・・・
③年生「書き手のくふうを考えよう」
④年生「身の回りの文章を読みくらべよう」

複式学級の国語の授業です。
教室の真ん中に敷居を立てて、
2つの学年の授業を進められます。

今日の研究授業のポイントを
授業者の落合先生に確認しました。
『考える段階において、
 同時間接の時間を設定し個別指導を行う』

そのための工夫点は、
『視覚的資料を有効に活用すること、
 個の実態に応じたワークシートを活用すること』


③年生はまず、漢字プリントの学習から。

集中して取り組んでいます。

④年生は、まずは学習の目当ての確認。
 
研究授業なので、たくさんの先生が参観しています。
 
目当てを確認したら、一人調べの時間です。
タイマーを活用します。
 
手立てのプリントをもとに、一人調べをしていきます。



その間に、落合先生は③年生の方へ移動し、
 
目当ての確認をします。
たくさんの先生が参観していますが、
とても集中している③年生。

手立てのワークシートを使って、
音読をした後、一人調べをしていきます。


そして、また落合先生は④年生の方へ移動して、
一人調べの状況を見ていきます・・・
 
 
「なるほど。じゃあこれは・・・」


同時に、③年生の調べ学習の進み具合も見ています。
 
③年生の方も④年生の方も、
同時に調べ学習の時間を設定しているので、
先生は一人一人の状況に応じて個別の指導に当たります。

少人数の学校ならではの、大きな特徴です。
一人一人の課題に対応できる時間を
じっくりと設定した授業を展開していきます!


「ピピピピピ・・・・」

④年生の方から、タイマーの音が鳴りました。
 
④年生は、自分たちで机をつけて
それぞれ調べたことを出し合って、話し合いをはじめます。

「こっちの方だと、たくさんの人が見たときに・・・」
自分の調べたことを伝え、
他の人の意見もしっかり聞きます。

この後は、それぞれの学年のまとめの時間をずらして
落合先生が入ります。

④年生のまとめ
 
 
調べたことや、話し合ったことを発表し、
まとめをしました。


③年生のまとめ
 
 
ワークシートに書き入れたことを発表して、
まとめをしました。


研究授業終了後・・・

「終わったー!」
「緊張したー!」

よく頑張っていましたね。
進んで活動していて、かっこよかったです!




〇午後の事後研究会・・・

【校長先生のまとめ】
「・丁寧に『わたり』をしながら考える時間を確保して指導をしています。
 本校は少人数ですが、グループ協議でもしっかり意見を言うことができいるので、
 表現力につながっています。
 ・子どもたちは、一生懸命学習内容に取り組んでいて、ひたむきさがあるので
 さらに伸ばしていきたいところです。
 ・視覚的なものから、良く読み取りをしています。
 ワークシートが有効活用されていました。
 ・深める段階での話し合い活動がちゃんとできていました。
 さらにまた、本校ならではの研究を深めていきましょう。」