日誌

『剣棒踊り』の練習始まる!!


 今年も伝統の「剣棒踊り」の練習が始まりました。この剣棒踊りの由来は古く戦国時代にまで遡ります。当時高鍋藩主であった秋月種長公が、串間の地「大平」に牧場を設けました。その牧場の「牧守」の命を受けた秋月の家臣の中に、文武に優れた人物がいて、若者を集めて武術の鍛錬に力を注ぎ、地域の人達から慕われました。大平の人達は、「牧守」から習った武術を後に「棒踊り」として心のよりどころとし、「牧守」を祭神とする「聖大明神」を建立し、奉納したのが始まりだそうです。その大平の棒踊りが大窪に伝えられたのが、明治20年です。当時の寺村の有史が伝えたのが始まりといわれています。
 今日が初めての練習でした。指導は、棒踊り保存会の安藤勇会長様と歌い手の金丸伊佐雄様にお願い致しました。