学校ニュース

SОSの出し方教育

「SОSの出し方教育」という言葉、初めてお聴きになられた方も多いと思います。今日は、6年生を対象に、串間市医療介護課から講師の方に来校していただき、1単位時間お話をしていただきました。

簡単にご紹介します。

体育館に集まった6年生。熱中症対策とコロナ対策のために、窓を全開、大型扇風機を可能な限り使いながらの学習です。

「いのちのつながり」についてのお話を聴きました。自分のいのちはどこからつながっているのか・・・。ふだんは、なかなか考えないことですが、改めて問われると深く考えさせられます。

数えきれないほど多くのいのちのつながり。世界中の全てのいのちがそうしたつながりの中にあるのですね。

「かけがえのないいのち」、大切にするには?と問われた子ども達。

まず、自分で考え、シートに書き込みました。この後、考えを発表しました。様々な考えが聞かれました。

そして、「一人一人が大切な存在」であることを確かめました。

かけがえのない私たちのいのち。一人一人が大切な存在。

全国で年間約2万人もの方が自殺で亡くなっているという話は衝撃的でした。実は、交通事故よりも自殺で亡くなる方が、はるか何倍も多い。

児童生徒の自殺者数も増加している・・・。

話を聴く子ども達もこのように真剣な眼差しです。

聴いている本校の子ども達も、それぞれに様々な悩みを抱えています。

そうです。誰かに話すこと、相談すること。

とても大切です。

いのちについて、そして、自分や周りの人のいのちを守っていくことについて、たくさん考えた今日の授業でした。

ご来校いただいた講師の皆様、ありがとうございました!