学校ニュース

キンカン収穫体験!

5年生の子ども達がくしま学(総合)の一環として、キンカンの収穫体験を行いました。キンカンは串間市名産品のひとつ。今回の収穫体験で、串間市についての学びがさらに広がりました。

出発前の子ども達。A班とB班の二班が時間をずらして出発しました。(写真はA班)

学校からしばらく徒歩で移動し、待望のビニールハウスに到着!

昨日から本格的な収穫が始まったそうですが、今日の子ども達の体験のために、キンカンの樹木2列は未収穫のままにしておいていただいたそうです。

 

説明していただいた農家さんは、今から40年程前にキンカンを生食できるように育て方を改良された方とのこと。何と全国に先駆けての取組だったそうです。さらに、宮崎県のキンカンのブランド確立をリードされた方でもあります!素晴らしいですね!串間市の誇りです。

子ども達は熱心に聞き入っていました。

 

さぁ、いよいよハウスの中へ!

ご覧ください、この美しいキンカンの数々!糖度16度以上をキンカンブランドの「たまたま」と呼ぶそうですが、視界に入るほとんどすべてが、そのブランドだそうです。ちなみに、糖度18度以上のキンカンは名称に「エクセレント」が付きます。

収穫時は、あまり近くに行き過ぎず、1メートル四方の視界の中で、できるだけ大きなキンカンを選ぶこと、色がオレンジに染まっていることなど、選び方のコツを教えてもらいました。

見渡す限り、夜空に輝く無数の星のように美しいキンカン!

「収穫しながら、ぜひ獲れたてをかじってください。」とのお言葉をいただき、私(校長)も思わず2個もかじってしまいました。甘くて実においしいキンカンでした!

 

収穫時期の多忙な時期に、体験活動を受け入れていただき、本当にありがとうございました!体験は、子ども達の心にしっかりと刻まれたことと思います。

今日のキンカンの味とその開発に長年にわたって情熱を注がれている人を知り、そして、そうしたキンカンを育む串間の大地と水と光…そんな豊かな自然に恵まれた、ふるさと串間のよさを存分に体験した子ども達でした!