学校ニュース

3年生、出前講座

3年生は午前中、出前講座として、市内の株式会社くしまアオイファームから2名の講師の先生をお招きして学習しました。

講師の先生からは、くしまアオイファームで取り扱っている青果用さつまいものこと、製品は日本全国はもとより海外にも輸出されていること、現在会社で研究していること、今後の展望など、プレゼンテーションを使いながら、とても分かりやすく教えていただきました。

「現在、串間市から北海道へ届けるには5日間かかっています。ところが、関東の近くからだと北海道まで2日間で届けられるんです。新鮮なうちに届けられるようになるんですよ。」「こんなふうにして、今、会社では新しい品種の研究にも取り組んでいます。」など、未来へ向けた新しい取組も教えていただきました。

後半は、クイズで学びました。皆さん、全問正解できたかな?

質問コーナーはご覧通り!

不思議に思ったこと、知りたいことが教室から溢れそうです。

子ども達にはくしまアオイファームのパンフレットも配付していただきましたので、よろしければご家庭でもご覧ください。

子ども達にとってふるさとであるこの串間市で、さつまいもを作っていらっしゃる多くの生産者の方々とともに、様々な取組をされているアオイファームの方のお話を聴き、私もとても勉強になりました。

ご存じのとおり、ここ数年、串間ではさつまいもが病気による甚大な被害を受け、会社としても多くのご苦労があったことと、3年生の子ども達向けのお話を聴きながら、密かに考えていたところでした。

「逆境にあっても、決してあきらめず、可能性を信じ、未来に向けて前へ進む力強さ」。現代は、まさに予測不可能な時代です。今日のお話の真のメッセージは実は、そこにあったのではないかと、感じたところでした。