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2024年11月の記事一覧

by校「40年の時を超えて」069

ある集会のワンシーン。

900名が「右一静歩」で移動します。

誰も、声を出す者はいません。

900名の無音の移動。

完成させられた、祝吉小の右一静歩。

 

見事です。

٩( ᐛ )و

 

体育館に集いし、900名の子ども・先生。

やはり、無言。

 

見事です。祝吉小。

٩( ᐛ )و

 

集会、開会。

「起立!」

900名が、一斉に

「ハイ!」

窓ガラスが揺れます。

先生も、一緒に返事。

これが、祝吉流。

今日は、人権担当の先生のスペシャル講話。

900名の前でお話しするというのは。

こういうことです。

全員がお話に集中します。

皆の目が、先生に釘付け。

今日は、特別に、体育館を一周してみますね。

お子さんの姿が分かりますか?

低学年も立派に集中しています。

中学生並みの集中力。

体育館一周するのも、一苦労。

高学年、さすがです!

1年生も見事です。

 

すごいのは。

この緊張の中で、質問が出され、手を挙げて。

発表する、スーパーマン

が「何人もいる」ことです。

900名に向けて、この子どもさん、堂々と発表です。

このように。

900名の前でお話をする機会を経験する者。

 

果たして

この世の中に

その経験をする者が

何人いるのでしょう?

 

そして

先生、あるご本を読み聞かせです。

多くの先生たちが、こよなく愛する名作。

蒔田晋治先生作。

「教室はまちがうところだ」

  

「教室は、間違うところだ。安心して、手を上げろ!」

素晴らしい名文が、体育館に響き渡ります。

 

なるほど。

ここに辿り着くための、「前振り」の質問・発表体験だったのですね!

 

先生の仕掛けに、校長、思わず、ニヤリです。

 

40年ほど前に、評判を呼んだ、この詩。

実は、60年前に、 蒔田晋治先生が学級通信に書き留めた詩です

 

40年前に、ある著名な先生の紹介で、その詩は、日本中に広がりました。

そして、その後、20年の後、初めて、絵本として刊行されました。

 

校長も、毎年、毎朝、子どもたちと朗読したなあ・・・。( ;  ; )

そして

40年経った今も、校長室には、この絵本が、飾られています。

 

【日本経済新聞記事】〜教室は間違うところだ〜

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE300M10Q4A430C2000000/

 

by 校長