2024年5月の記事一覧
地域を知るきっかけに(4年生)
5月16日(木)
「水辺の水質調査」
丸野小では毎年4年生が行っている調査です。
都城盆地は川の多い場所。扇状地形になっているため、川が低地に集まりがちでたびたび浸水も。
とはいえ、都城は一部、地下水を水道水として利用しています。何年も前の雨水が地下に深く浸透していく中でろ過され、飲料水として再利用されています。
水は生物にとって、自然からの恵みのひとつです。大切に使うことはもちろんですが、その水そのものが汚染されないように、私たち人間は気をつけてきました。
そんな自然や先祖からの贈り物が今、どのような状態になっているかを今年も調査します。
この日は、6月上旬に予定されている調査のための講師2名の方をお招きしての事前学習でした。
まずはクイズを出題されました。
例えば、SDGsは17個ありますが、日本は17個の目標のうち、いくつ目標を達成しているでしょうか?
答えは・・・ひみつです。閲覧されている方も一緒に調べてくださいね。
そのあと、水道水のきれいさを簡単な実験をしながら調べていきました。そして、川を汚さないために「自分ができること」を知り、それを基に今後、実践につなげていく素晴らしい事前授業でした。
さあ、次回は「丸谷川」に調査に行きます。
わたしたちも、子孫に、素晴らしい川を残していくために。
乞うご期待
投稿して、掲載されました。
5月16日(木)宮崎日日新聞 朝刊に掲載
まずはお読みください。
6年生の純粋な考えを表した投稿です。
「修学旅行出発の日」の朝刊の掲載という・・なんとも縁起のよい日になりました。
この投稿に対して、地域の方から以下のようなお電話が届きました。
「新聞の記事を読みました。3つめの目標・・・自分におきかえて気をつけていきたいと思いました」とのことです。「ほめてあげてくださいね」という心温まるご意見をいただきました。
自分の考えを、相手に伝えることは、何かを生み出してくれます。
だからこそ、表現することは大事ですね。
自分の考えを言葉や文章に表すことは難しいし、場合によっては恥ずかしいですよね。でも、言葉は必ず相手に伝わります。
そして、聞いた相手は、その言葉を基にいろいろな考えを新しく生み出します。言葉は、少なからず他人に、自分に影響を及ぼします。
そんなことを考えさせられた今回の出来事でした。
お電話をいただいた地域の方、本当にありがとうございました。
今後も丸野小では、投稿にもチャレンジしていきます。
あわあわ手洗い(1年)
5月9日(木)
突然で恐縮ですが・・・この写真を見てください
手・・・・えらい色をしていますが。
実はこれ、あることを確認するための資料です。
さて、何を確認するのでしょう
ア レントゲンによる手の骨の確認・・・・
イ 何かの病気の写真・・・・・・・・・・
ウ 手のよごれの確認・・・・・・・・・・・
そうです。正解はウでした。
ある安全なクリームを手にぬって、そこにブルーライトを当てると
手に残っているよごれが白い部分として反応するのだそう。
この検査を使った、「1年生の授業」を紹介します。
そして今日の「手洗い」の授業は、養護教諭も指導者の1人として参加します。
早速、クリームを手にぬった上で、水道でいつものように手を洗います。
クリームを落とす事を意識しながら手を洗っていました。
いつもどおり・・・・・
いつもどおり手を洗って・・・
教卓にある箱(ブルーライトの機器)の中に手を入れ、ブルーライトを当ててみました。
ななんと・・・・・白いところが意外とたくさんあって「驚き」の1年生。
特に爪のまわりがライトに当たって白い白い
今度は手の洗い方の指導を受けて、
もう一度チャレンジしました。
クリームを再度手に塗り、今度は徹底的に手を洗う1年生のみんな。
手洗いの掲示物もしっかり見ながら手を洗いました。
その後また、ライトを当てて点検。
それでも洗い残しの見られました。でも一回目よりはとっても上手に手を洗うことができました。てあらいの意識が高まりました。
この習慣を身に付けていくことで、病気予防にもつながりますね
素晴らしい体験ができました。
今回の教材セットは、kao様から御協力(花王次世代育成)いただきました。感謝・感謝でございます。
今回学んだ手洗いを
「あわあわてあらい」と呼んで参ります。
続けよう「あわあわてあらい」
第2弾 今年のマルトレはひと味違うかも・・・(6年生と1年生)
5月8日(水)
4月21日掲載した今年のマルトレ
その続報です。
あっ、その前に少し5月1日にあった「全校朝会」でのお話を紹介します。
授業は、机上中心の授業や運動場、体育館での授業・・スタイルは様々です。
しかし、忘れてはならないのが、「学習で使う道具」たち。
鉛筆、筆箱、消しゴム、ノート、教科書、体育の服装、リコーダー、ネームペン・・・・どの授業で何が必要かは時間割や前日の帰りの会で確認されます。
やはり、これらの学習で使う準備物がないと、忘れてしまうとかなり授業を進めるのが難しくなります。
まずは「学習用品」をそろえること。忘れずに準備しておくこと。これは大前提です。
そんなお話を全校朝会でお話ししました。
さてさて、「マルトレ」(詳しくは、令和5年度の6/28 2/27、そして令和6年度の4/21をご覧下さい)
まず 、各自で、「時間」までに、「使う学習用品を準備」し、「整理整頓」をして「机上に置いておく」ことを第一としています。
これをできるようにすることが大切なマルトレ
マルトレ直前できていますね。さすが6年生
姿勢も「立腰(腰骨を立てる姿勢)」ができています。
これは1年生のマルトレの机上。できていますよ。すごいせいとん。
さてここからは6年生を中心に紹介します。
① 校長の「おはようございます」という校内放送に対して、全校児童が、元気な挨拶をした後、音読をします。毎月テーマを決めています。
② この音声機器(PC用本校コーディネーター自作ソフト)が発する「いくつかの数字」を、一定時間で暗記していきます。
③ 読み上げられた音声を聞き、一定時間後に、思い出して数字をプリントに記入。
そんなの簡単ではと思いきや・・・みなさんもやってみられても面白いですよ。
意外に間違います。集中して聞いているはずなのに・・・。
④ 数字問題の後は、息つく間もなく、
5つのワードがランダムに読み上げられます。一定時間後(音楽が止まってから)、そのワードを思い出して書いていきます。
かなりの集中
⑤ そしてそれぞれの解答の時間
⑥ 教師が解答を読みあげて、最後は感想を書き込みます。
毎週水曜日はこのパターンです。
それ以外の日のマルトレは、朗読、100マス計算や漢字を行っています。
1年生もできることをしています。
時間は10分程度で終わります。
そして1時間目の授業へとうつっていきます。
どうですか
45分間の授業に比べたらちいさな事かもしれません。しかし、この積み重ねが「学力」につながります。
継続は力なりです。
さあ、明日も朝のマルトレにトライしましょう。ファイト丸野っ子
どうして決まりがあるのかなぁ(2年)
5月2日(木)
2年生はご覧のとおりアットホームな雰囲気の中での授業もします。
今日は、「きまり」についての道徳のお勉強をしています。
道徳は、2018年度から学習指導要領の改訂もあり、特別な「教科」になりました。ご存知でしたか?
道徳教育は、学校の教育活動全体を通じて行いますが、教科書(一昔前は、心のノート使っていましたよね)も登場し、成長や変容の度合いを見ていくためにも評価も位置づけられています。
通知票の欄も記述等でありますよね。
そして何と言っても「考え、議論する道徳」という言葉もよく聞かれるようになりました。
道徳では、将来につながる道徳性を養うと同時に、今の現実の問題に立ち向かうことのできる実践力の育成も求められています。
そこで、2年生の決まりについての道徳の授業。
ご覧のようにテレビの画面を指さしながら、みんなで、守れていないところに気付き、その事実を確認しながら、友達と意見の交換をしています。
まさに、考え、議論する道徳。
子どもたちは、多様な価値観を認めつつ、他者意識も持ちながら、決まりの意味や守ることの大切さについて考えていました。
今日の席は、友達の表情を見ながら、お互いの意見を聞き合うためのサークルにもなっていますね。
大人も負けていられませんね。