2023年9月の記事一覧
「できたぁ」という達成感が味わえるといいなあ
9月15日(金)①
「けテぶれ」・・・ある頭文字からとった家庭学習「自学」のやり方のひとつ。
1学期から、5年生が取り組み始めました。
自宅の学習おいて、
けいかく の「け」
テスト の「テ」
ぶんせき の「ぶ」
れんしゅうの「れ」
を意識しながら、取り組みはじめました。(全国でも、取り組んでいる学校多数~著書やホームページ、TV等でも紹介)
「宅習」、「自学」、「宿題」いろいろな呼び方のある自宅学習。
保護者の皆様も、学生時代に担任の先生から言われてきたワードではないでしょうか。
「1ページしてきなさい」と言われると、何をどうしていいのか、ただただ、ページが埋まるまで、ひたすら漢字を書く、筆算なら早くノートが埋まるかも・・、社会の地図なら・・・図工の絵なら・・・いろいろと悩まれたかもしれませんね。お子様も一緒の気持ちを抱いているかもしれません。
そのような作業的な家庭学習ではなく、やるべきことや自分のまちがいやミス、分からないところを常に意識しながら、方法を工夫して、「自分の考えで自分を動かしていく学習」、つまり、「今の自分」としっかり向き合いながら、目的や目標を達成していくために自分で考えていく学習。それを「けテぶれ」と呼び、取り組み始めました。
なんか難しそうですが・・・自分の状態や、やり方がわかると、それがルーティン(習慣)化されていき、自分で学ぶ力がついていき、自信につながります。
まずは、やってみようということで、先生が工夫して取り組まれています。
いやぁ「宿題プリント」の方が・・・という考えもありますよね。
でも、プリントやドリル、授業の内容、さらには市のタブレットアプリ「キュビナ」も、「テ」のところや、「れ」のところで活用できます。
いろいろな工夫が求められるので慣れるまでは「一歩一歩」という気持ちで子どもたちも取り組んできています。
はじめからノートにしていくのは難しいため、5年生では、まず、「けテぶれ」形式でプリントに書き込ませていく(慣れていくため)ようにしました。
その後、ノートに書いていくという方法をとりました。もちろん個人差はあって当然ですし「自分のため」が第一です。自分のペースで取り組んでいます。
ごらんのように、紹介しあいながら高めています。
その5年生の取り組みを受けて、そして参考にしながら、2学期より他の学年も取り組んでいます。
4年生も自分のペースで取り組み始めています。
5年生のノートも参考にしながら。
4年生もがんばっています。
表面が「けテぶ」計画して、テストして、それを分析して(どこをどんなミスがあったのか等)
そして、裏面に「れ」練習をしています。
子どもたちって、無限の可能性をもっています。そして、素晴らしい努力をしますね。
大人も負けていられないですね。よしっやろっ!