学校からのお知らせ

5年生 3校合同宿泊学習(2日目)レポート:協力と「アナログのよさ」

 10月2~3日に実施した5年生の3校合同宿泊学習から、規律と協同の精神が発揮された2日目の様子をお届けします。  

 2日目は午前6時起床の予定でしたが、ワクワクが勝ったのか、早くから目が覚めている子もちらほら見られました。朝一番の「部屋点検」では、特に毛布のたたみ方に真剣に取り組みました。やり直しになることが多いこの作業も、今回は「端と端をきれいに合わせる」ことを目標に、班員で声をかけ合い協力して畳む姿がありました。宿泊学習を通して「規律」を守り、集団生活を送る姿勢が身に付いていることを感じました。午前中は、協力の集大成である「野外炊飯」に挑戦しました。メニューは、飯盒で炊くご飯と、本格的なカレーです。作り方の説明を聞いてから、活動スタート。担当を決め手際よく進める班、全員で作業を分担する班など、それぞれの班のカラーが見られました。火おこしでは、新聞紙や薪の入れ方を協力しながら話し合い、知恵を出し合っていました。苦労の末に炊けたご飯は、香ばしいおこげができており、大成功。カレーも水の量がばっちりで、まるでCMに登場するような絶品カレーが出来上がりました!皆で楽しく食事を終え、後片付けも協力して行い、見事に点検の合格をもらうことができました。入所式で所長さんがおっしゃっていたように、この2日間を通して子どもたちは「規律」「協同」「友愛」「奉仕」を体得しました。特に、テレビやゲームから離れた環境だからこそ、友達とたくさん対話し、絆を深めることの素晴らしさ、つまり「アナログのよさ」に気づくことができたはずです。乙房小・菓子野小の新しい友達もたくさんできました。この宿泊学習で得た貴重な学びと、培った新しい友情を糧にして、これからさらに自分を磨き、大きく成長してくれることを期待しています。