菓子野っ子ダイアリー

7月16日(水) 1年生 生活科「あさがお色の魔法水!ひんやり、ゆらゆら、楽しい色水づくり!」

 

 校舎の壁を彩る鮮やかなあさがおの花たち。夏の陽射しをいっぱいに浴びて咲き誇ったその花たちが、今日は子どもたちにとって特別な「魔法の材料」になりました。1年生の生活科では、咲き終わったあさがおの花を使って、とびきり楽しい色水づくりに挑戦です!

   

【モミモミ、ユラユラ、色が変わる不思議!】 まずは、摘み取ったあさがおの花をビニール袋に入れます。そこに、そーっとお水を加えて、いよいよ「魔法の呪文」を唱える時間…「モミモミ、モミモミ!」子どもたちは、袋の中の花と水を、真剣な表情で、そして時にはくすぐったそうにモミモミします。するとどうでしょう!みるみるうちに透明だった水が、鮮やかなピンク色や紫色に染まっていきます。 「わぁ!色が変わった。」「きれいな色になったよ。」あちこちから歓声が上がります。自分の手から生まれた美しい色水に、子どもたちの目はキラキラ。 好きなだけ水を足して、さらにモミモミ。「もっと濃い色にしたい。」「薄いピンクもかわいいね。」と、思い思いの色を追求していました。

   

【ふわふわ、ひんやり、五感で楽しむ発見がいっぱい!】 出来上がった色水を、友達と見せ合ったり、色の濃さを比べたり。「私のはもっと濃いよ。」「私のはピンク色。」と、自分だけの「あさがお色の魔法水」に大満足の様子。さらに、「袋、ふわふわする!」「ひんやりして気持ちいいね!」と、ビニール袋の感触や、水の冷たさを確かめ合う姿も。五感をフルに使って、色水づくりを楽しんでいました。あさがおの花がくれた素敵なプレゼント。この活動は、子どもたちの色彩感覚を豊かに育むだけでなく、色の変化を観察する力や、どうすれば色が濃くなるかといった思考力を育む貴重な機会となりました。身近な植物が生活に結びつく喜びを感じながら、子どもたちはたくさんの発見と学びを得たようです。自分たちで作った世界に一つだけの色水は、きっと子どもたちの心に、夏の楽しい思い出として深く刻まれたことでしょう。