菓子野っ子ダイアリー

9月24日(水) 読み聞かせの魔法!〜毎月恒例の図書委員の豊かな表現力〜

 毎月恒例の図書委員会による読み聞かせが、今月も開催されました。今回読み聞かせを担当してくれたのは、6年生の図書委員さんです。この日のために、声のトーンや読むスピードを変える練習を家でも一生懸命に重ねてきたそうです。物語のタイトルは、みんなが大好きな公園の遊具をテーマにした、鈴木のりたけさんの『ぶららんこ』。

  

 お話が始まると、子どもたちの目は真剣そのもの。読み手の図書委員さんは、ブランコに乗っているかのように、本を左右に揺らしながらお話を読み進めます。絵本の中のぶらんこが空に飛び出し、雲になったり、海になったりする場面では、「わあ!すごい!」「私も乗ってみたい!」といった声が自然と聞こえてきます。身を乗り出して絵本を見つめたり、驚きや楽しさでいっぱいの表情を浮かべたりする姿は、読み聞かせの楽しさを物語っていました。

  

 読み手である6年生の図書委員さんは、抑揚をつけながら上手に物語を読み進め、聞いているみんなを『ぶららんこ』の世界へと引き込んでくれました。読み聞かせが終わった後、参加した子どもたちは「面白かった!」「もっと聞きたかった!」と感想を伝えていました。

  読み手の練習の成果と、聞き手の子どもたちの素直な反応がひとつになった、とても温かい時間となりました。来月の読み聞かせも楽しみですね。