菓子野っ子ダイアリー

6月30日(月) 1年生 算数「ひきざん」~親子で一緒に学ぶ、確かな計算力!~

 6月27日(金)、1年生の算数では「ひきざん」の学習が行われました。今回の授業では、「式の読み方、書き方を知り、数図ブロックや計算カードを用いた活動を通して、(10以下の数)-(1位数)の計算ができるようにするとともに、ひきざんのよさや楽しさを感じながら学ぶ態度を養う」ことを目標に掲げました。この日は参観日ということもあり、多くのお家の方々が見守る中での授業となりました。

  

 授業は、具体的な学習問題「コアラが7とういます。おすのコアラは4とうです。めすのコアラは、なんとうですか。」からスタート。子どもたちは、まず数図ブロックを使ってコアラの数を表し、そこからオスとメスのコアラの数を視覚的に分けながら、ひきざんの考え方を理解していきました。数図ブロックで数を操作した後、いよいよ立式です。子どもたちは「7 - 4 = 3」と自分で式を立て、答えを導き出すことに挑戦しました。一人ひとりがじっくりと考え、手を動かし、理解を深めている様子が見られました。

  

 全体での学習の後は、いよいよ練習問題です。子どもたちは、これまで学んだひきざんの知識を使って、次々と問題に取り組んでいきました。特に印象的だったのは、お父さんやお母さんがそばで見守りながら、一緒に問題に取り組む姿です。あるお子さんは、少し難しい問題にぶつかると、お母さんがそっとヒントを出したり、一緒に数図ブロックを動かして考えたりしていました。また別のお子さんは、お父さんの優しい眼差しに見守られながら、一生懸命鉛筆を動かし、答えが出せた時には「できた!」と嬉しそうな声を上げていました。保護者の皆様も、お子さんの頑張る姿に真剣に寄り添い、時には一緒に考え、時には励ましの言葉をかけながら、温かくサポートしてくださっていました。

  

 このような親子での共同作業を通して、子どもたちはひきざんの概念をより深く理解し、計算力を着実に身に付けていました。保護者の皆様の温かいサポートが、子どもたちの学びへの意欲を一層高めてくれたことと思います。今回の授業を通して、子どもたちはひきざんの楽しさや、できたときの喜びを肌で感じることができたのではないでしょうか。これからも、算数の学習を通して、論理的に考える力や、粘り強く課題に取り組む力を育んでいきたいと思います。