菓子野っ子ダイアリー

3月26日(木) 【第75回 卒業式】自分だけの「ひかり」を胸に、12名の門出

令和8年3月25日、春の雨がしとしとと降る中、「菓子野小学校 第75回 卒業式」が執り行われました 。 あいにくの空模様ではありましたが、体育館の中は、卒業生の門出を祝う温かな熱気と、これまでの感謝の思いに包まれていました。

   

  

【在校生からのエール!心を込めた「明日へつなぐもの」】
卒業生を送る「別れのことば」と歌。在校生たちは、これまでお世話になったお兄さん・お姉さんへ最高の姿を見せようと、並々ならぬ気合いで臨みました。

◆あふれる思いが歌声に

在校生による合唱曲『明日へつなぐもの』では、6年生への感謝の気持ちが強すぎたのか、ついつい歌うスピードが速くなってしまい、伴奏と少し合わなくなる場面も。しかし、そのズレこそが「一生懸命に届けたい」という低学年児童たちの純粋な心の表れであり、聴く人の胸を打つ素晴らしいエールとなりました。

    

  

◆伝統を託す、圧巻の『旅立ちの日に』
その在校生の思いに応えるように、6年生からは小学校生活の思い出と、支えてくれた方々への感謝を込めた『旅立ちの日に』の歌声が響き渡りました。言葉と歌が重なり合い、会場全体が温かな絆で包まれた瞬間でした。子どもたちの表情から、次のような子どもたちの心のつぶやきが聞こえるようでした。

在校生:「6年生の歌声、堂々としていて……。ぼくたちもあんな風になりたいな。」

卒業生:「みんな、ありがとう。菓子野小の伝統は、しっかり託したよ。」

   

  
【卒業生が示した「証・背中・姿」】
式の間、12名の卒業生が見せた態度は、まさに下級生の模範となるものでした 。 校長先生が練習初日から贈り続けてきた「3つの言葉」が、そこにはしっかりと形になって表れていました。 

◆証(あかし):6年間の努力の結晶である、卒業証書を受け取る力強い手 。 

◆背中(せなか):後輩たちが「あんな風になりたい」と憧れる、凛とした後ろ姿 。 

◆姿(すがた):見る人の心を動かす、真剣で真っ直ぐな眼差し 。 
 一人一人が、自分の中にしかない「ひかり」を放ち、2838名という菓子野小卒業生の歴史に新たな一頁を書き加えました 。

【校長式辞:君の中にある「ひとつぼし」を輝かせて】
◆自分だけの「ひかり」の見つけ方
校長先生は式辞の中で、一冊の絵本『ひとつぼし』を引用されました 。「足が速い」、「計算が得意」といった目に見える才能だけでなく、「誰かに優しくできたこと」や「毎日休まず学校に来たこと」も、その人だけの尊い「ひかり」であると語りかけました 。

◆「視線を遠くに」未来を見つめる勇気
また、校長先生自身のスキーの経験を通じた、大切なアドバイスも送られました 。 「足元ばかりを見ず、視線を『遠く』に置くことで体が安定するように、目先の失敗にとらわれず『遠くの希望』を見つめてほしい」 。 この言葉は、これから新しい世界へ踏み出す12名の背中を、優しく押しれくれたことでしょう。

【地域と保護者の皆様に見守られて】
卒業生保護者代表の方による謝辞では、先生方や地域の方々へのお礼とともに、12名の卒業生がもつ「元気のよさ」と「絆の強さ」について触れられました。 少人数だからこそ育まれた深い信頼関係と、持ち前の明るさを誇らしく思う言葉に、会場の誰もが深く頷いていました。また、ご列席いただいた学校運営協議会の皆様からも、「6年生の元気があふれていて、こちらがパワーをもらった」と、多くの称賛の声をいただきました。

      

  
【新しいステージ(中学校)へ踏み出す君たちへ】
12名の卒業生の皆さん、ご卒業本当におめでとうございます 。 菓子野小学校で育んだ「ひかり」は、今はまだ小さく感じるかもしれませんが、いつか必ず自分自身や周りの誰かを温かく照らす力になります 。自分を信じて、胸を張って、新しい舞台へと羽ばたいていってください!