菓子野っ子ダイアリー

6月17日(火) 3年生 国語「まいごのかぎ」物語の世界へ出発!

 3年生の国語では新しい物語「まいごのかぎ」の学習がスタートしました。この単元では、物語の登場人物がどんな気持ちで、どんな行動をしたのか、そして場面がどのように変わっていくのかを、一つ一つ丁寧に読み解いていきます。特に、登場人物の心の動きが、物語の中でどのように変化していくのか、みんなで深く考えていきます。

 1時間目は、「まいごのかぎ」という題名から、どんなお話が始まるのか想像する活動から始まりました。ペアになった友達と向かい合い、「きっと、大切な鍵をなくしちゃったお話かな?」「もしかしたら、なくした鍵が色々な冒険をするのかも!」と、目を輝かせながら互いの想像を膨らませていました。中には、「迷子になった鍵が、誰かの心を開く鍵になる話だったら素敵だね!」といった、物語への期待感あふれる声も聞こえてきました。

  

  

 その後、子どもたちはタブレットを手に取り、物語を読んでみてどんな感想をもったか、そしてこれからどんなことを学習してみたいかを、Googleフォームを使って一人ひとり入力しました。画面を真剣に見つめながら、時には笑顔で友達と頷き合う姿からは、新しい物語の世界への好奇心と、これから始まる学習への大きな期待が感じられました。物語の始まりと終わりを比べて、どんな発見があったのか、どんな疑問が生まれたのか。子どもたち一人ひとりの「なぜだろう?」「どうなるんだろう?」という気持ちを大切に、物語を深く読み進めていきたいと思います。次回の授業では、いよいよ物語の本文を読み進めます。「りいこ」がしょんぼり歩いていたのが、最後には嬉しそうに手を振るほどに気持ちが変化したその理由を、みんなで一緒に探っていくのが今から楽しみです。