菓子野っ子ダイアリー

5月15日(木) 算数1年『わくわくカードめくり!』9の合成・分解をゲームでマスター ~みんなで確かめた「9になる仲間たち」~

 1年生の算数では、「いくつといくつ」の学習で、9の数の合成・分解に取り組みました。今回は、「9になあれ!」というカードめくりゲームに挑戦!2人組で交代にカードを1枚ずつめくり、めくったカードの数を足して9になる組み合わせを見つけるゲームです。ゲームに夢中になった子どもたちは、どのカードをめくれば9になるのか、真剣に考えていました。見事9になる組み合わせを見つけると、歓声があがっていました。

 ゲームの後には、今日の学びをさらに深めるために、9になる数の組み合わせをみんなでまとめました。「〇〇さんと△△さんのカードを合わせたら9になったね!」「他にはどんな組み合わせがあるかな?」と先生が問いかけると、子どもたちは次々と手を挙げ、「7と2です!」「5と4!」と発表していました。 

  

 黒板には、子どもたちが見つけた9になる組み合わせが次々と書き出され、それぞれが「9」という一つのゴールに向かって、様々な数の仲間たちがいることを実感していました。時には、「あれ?これじゃ8になっちゃう!」という間違いもありましたが、それも学びの一つ。友達と教え合いながら、正しい組み合わせを見つけていました。 

  

 1年生はこれまでに、4から10までの数について、同じようにゲームをしたり、数図ブロックを操作したりしながら、数の合成・分解を学んできました。このような活動を通して、10の補数関係も自然と身に付けています。

 今回のカードめくりゲームでは、子どもたちが楽しみながら、「いくつといくつで9になるのか」を体感的に学び、さらにみんなで結果を共有することで、理解をより深めることができました。笑顔と学びがあふれる教室で、子どもたちは算数の面白さを発見していました。