菓子野っ子ダイアリー

9月19日(木)学校参観日『いのちを大切にする教育』

 菓子野小は、今年度『SOSの出し方に関する教育推進校』の指定を受けています。昨日の学校参観日では、保護者のみなさんや学校運営協議会のみなさんに全学年で『いのちを大切にする教育』の授業を参観していただきました。今回の授業の中にピア・サポーターという言葉が出てきますが、ピア・サポーターとは、次のようなことができる人です。『①友達となかよくしたいと思う人です。②友達が困っているとき、自分から進んでお手伝いができる人です。③自分ができることを、みんなのために進んですることができる人です。』1年生では、自分には喜怒哀楽の感情があるということ、どのような場面で喜怒哀楽を感じるかということ、感情は、表情に出るということに気付く学習を行いました。

  

2年では、相手の気持ちを想像するための基礎として、どのような感情があり、それぞれどんな表情であるかということを理解する学習を行いました。

  

3年では、友だちの困りごとについて、その人のことを考えながら、できるだけたくさんの解決方法を考えることができるようにする学習を行いました。

  

4年では、「いじめをする人はいけない」ということではなく、ピア・サポーターとして、いじめとはどういうことなのか、どういうふうに関わっていけば良いのか考える学習を行いました。

  

5年では、自分の対人行動の特徴について知ることができるエゴグラムを使って学習をしていました。学習のねらいは、どういう性格が良くて、どういう性格が悪いということを考えるものではなく、この結果から自分の性格を知る手がかりを得ることができ、今後、自分の将来を考えていく上で役に立つように考える学習を行いました。

  

6年では、いじめが起きてしまうと、だれもが安心して生活できなくなる。そこで、日常生活の中でいじめにつながりそうな悪口を取り上げ、悪口に対する自分の反応がいじめ行為になっていないかを振り返り、いじめの予防につながる行動について考える学習を行いました。