菓子野っ子ダイアリー

誰に言われるでもなく

 感動したことがあります。それは、5・6年生の他者を思いやる行動です。

 プールの授業が終わった後、廊下には水滴がぽつぽつと落ちていました。このままだと、廊下で誰かが怪我をするかもしれません。

 しばらくすると、雑巾を手に持った5・6年生が数名やって来ました。しゃがみ込み、廊下や階段の水滴を、一列一列きれいに拭いていきます。先生に頼まれたのかと思ったら、違いました。「廊下に水滴がこぼれていて危ないから、自分たちで拭こう。」と思ったそうです。

 なんとすばらしい行動でしょう。相手を思いやる気持ちがあるからこそ、こういう行動が自然ととれるんですね。