菓子野っ子ダイアリー

5月8日(水)緊急時のシミュレーション研修・心肺蘇生法研修

画像の1~6枚目までは、「昼休みにドッヂボールをしていたA児が、至近距離から投げられたボールで強く胸を強打し、意識を失って倒れ込んだ。」という想定で、児童から知らせを受けた職員が組織的に的確な対応ができるような訓練の様子です。このような場面で冷静に対応できるようにアクションカードが職員室には準備してあります。一報を受けた先生がリーダーとなり、冷静にカードを参考にしながら、『児童の様子を確認する、AEDを持って児童に対応する、救急車の手配をする、保護者への連絡をする、周りの児童を離して管理する、全体の動きを時間ごとに記録する』などの指示を出していきます。その対応の様子を都城消防局の方に見てもらい助言をいただきました。助言のなかには、心臓マッサージが必要な場面を判断するまでが時間がかかったのでいち早く行うこと、一緒に遊んでいた周りの子どもたちの心的な影響を考えると早く現場から離すことなどがありました。7~9枚目の画像は、菓子野地区に救急車が到着するまでの時間に心臓マッサージを交代で行う練習をしました。わずか2分間を3人で交代しながら行いましたが、息が弾んでいることに気づきました。実際の場面を考えると、救急隊へ命をつなぐにはより組織的な対応ができるように訓練を積み重ねていきたいと思いました。