菓子野っ子ダイアリー

1月27日(月) 『プロ学』プロフェッショナルをすべての学校に

 『一般社団法人 プロフェッショナルをすべての学校に』による、企業のプロフェッショナル『LIXILさん』と遠隔キャリア教育授業が行われました。プロフェッショナルな方たちの立場を活かして、子ども達がさまざまなプロフェッショナルから学ぶことができる社会を実現する理念のもとこの授業は行われました。まず、お互いの自己紹介と子どもたちの緊張感を和らげるためにじゃんけんゲームをしました。

  

 次に、6年生が3つの班に分かれて、アイデアを発表しました。コンテナ室前の通路は、左右別々に50cm幅の通路がありその間は3cmほど下がった構造になっています。イメージで言えば、凹型のようになっています。次の画像のように雨の日には水がたまる場合があり滑る可能性があることです。このように学校にある『こまった』を解決する方法を説明しました。アイデアとしては、グレーチングのような網目構造で軽いものを作ると給食を運んだり、通路を通るときにも安心して歩くことができると発表しました。

   

 次の班は、学級の入口の引き戸のレールにつまずくという『こまった』に対応するために、レールを光らせる構造にすると歩きやすくなると発表しました。

  

 最後は、児童玄関の段差につまずくという『こまった』に対応するために、ゆるやかなスロープを作成すると発表しました。

  

 6年生のかしのっ子は、だんだん緊張感がほぐれ、堂々と自分たちの発表をLIXILの開発部門のプロの方に提案することができました。また、子どもたちの発表に対して称賛をしてくださったり、発表内容に質問やアドバイスをしてくださり、まるで商品開発の会議をしているように見える場面もありました。 質問コーナーでは、LIXILさんから使っている人からの困り感や気付きを大切にしてよりよいものを作ることで、喜んでもらえることがうれしいと話してくださり、働くことの意味に触れたひとときでした。

  

 このようにICTを活用して、普段つながることが難しい地域の子どもたちと学ぶ機会をつくっていただき、感謝申し上げます。画像にもありますように、有意義な1時間を過ごしたLIXILさんとお別れのあいさつを行い授業を終えました。関係者の皆様、この度は誠にありがとうございました。主催者:『プロ学』ホームページ→こちらから