菓子野っ子ダイアリー

9月16日(火) 獣医さんってすごい!~2年生の発表会~

 2年生の教室で「どうぶつ園のじゅうい」の学習発表会が行われました。この学習では、動物園の獣医さんの1日の仕事について書かれた文章を読み、時間の流れに沿って獣医さんの仕事を整理しました。子どもたちは「朝」「見回りがおわるころ」といった時間の言葉に着目しながら、獣医さんの仕事の様子を丁寧に読み解いていきました。

  

【「初めて知った!」「もっと知りたい!」自分の考えを発表】
 獣医さんの仕事の流れを理解した後は、いよいよ発表の時間です。子どもたちは、文章を読んで初めて知ったことや、もっと知りたいと思ったことをグループの友達に発表をすることが学習の最終目標です。発表では、話し方の例を参考に、自分の経験や知識と比べながら感想をいきいきと発表しました。 

  

 「私が初めて知ったことは、動物園を出るときに、人間の病気の元になるものを洗い落とすためにお風呂に入ることです。なぜかというと、私のお父さんは仕事が終わって帰るときには、お風呂に入らないからです。」

 「私がもっと知りたいことは、ペンギンが飲み込んだボールペンを取るときに、獣医さんが使う道具が調べてみたい。なぜかというと、小さなお口にどんなものを入れて優しく取るのか知りたいからです。」

 子どもたちは、自分の経験や知識と比べながら、驚いたことや疑問に思ったことをいきいきと発表していました。友達の発表を真剣に聞いたり、うなずいたりする姿から、友達の考えに触れることの楽しさが伝わってきました。今回の学習を通して、子どもたちは動物の命を守る獣医さんの仕事の奥深さや、責任の大きさを感じたようです。自分の考えをしっかりと持ち、それを友達に伝える貴重な経験となりました。