菓子野っ子ダイアリー

6月23日(月) 「ひっ算名人への道」2年生、新しい計算に挑戦!

 2年生が算数の授業で「いろいろなたしざんの筆算をしよう」というめあてのもと学習に取り組んでいました。これまでに、(2位数)+(2位数)で繰り上がりのない筆算や、一の位に繰り上がりがある筆算を学んできた2年生ですが、この日はさらにレベルアップした筆算に挑戦しました。今日のめあてにもあるように、(2位数)+(何十)の場合や、計算結果の一の位が空位になる場合(例:57 + 13 = 70)の筆算もできるようにすることです。

   

 子どもたちはまず、学習問題の先生の説明に真剣に耳を傾けていると、繰り上がって一の位が「0」になるケースでは、「あれ?」と首をかしげる子が出てきました。クラスみんなでどうしたらいいのか説明を考えることになりました。自分の考えを説明すると、「なるほど!」と納得の表情を浮かべている様子が見られました。

  

 その後は、学んだばかりの筆算のやり方を実践する時間です。写真にあるように、練習問題に取り組み始めると、教室は一転して集中モードに。ある子は、鉛筆を走らせる音だけが響く中、問題と向き合い、黙々と計算を進めていました。また別の子は、計算の途中で少し考えているようでしたが、すぐに「できた!」と小さな声でつぶやき、次の問題へ。中には、ノートいっぱいに丁寧に数字を書き込み、一つ一つの位を意識しながら筆算を進める姿も見られました。

  

 みんな、新しい知識を吸収しようと、真剣な眼差しで問題に取り組んでいました。難しい問題にも臆することなく、試行錯誤しながら答えを導き出す子どもたちの姿からは、「もっとできるようになりたい」という強い意欲が伝わってきました。今日の学習を通して、2年生は筆算の力がぐんと伸びたことでしょう。