菓子野っ子ダイアリー

9月29日(月) 期待高まる!3校合同宿泊学習の事前交流会で仲間づくり

【宿泊学習に向けて新たな出会い】 2年後は庄内中学校進学を控えた3つの小学校(庄内小・乙房小・菓子野小)の5年生が、1泊2日の集団宿泊学習に向けた事前交流会を開催しました。宿泊先は御池青少年自然の家です。この宿泊学習のねらいは、「自然の恩恵に触れさせ、自然に親しむ心、畏敬の念を育てる」「自主的な活動により自律的な態度を養う」「友だちを思いやる心や助け合う心を育てる」などです。活動を通して、『規律・協同・友愛・奉仕』という4つのキーワードを学びます。交流会では、本番を前に学校の垣根を越えて交流を深め、仲間意識を高め、宿泊学習への期待を膨らませることが目的です。最初は緊張していた子どもたちですが、4つの活動を通じて、生き生きとした表情で交流を深めていきました。

【4つの活動:笑顔で深まる友情の輪】 交流会では、宿泊学習本番に向けて、仲間づくりと役割確認のための大切な4つの活動を行いました。

  

1. 先生方の紹介とご挨拶

 まずは、宿泊学習を支えてくださる先生方からご挨拶がありました。子どもたちは真剣な表情で話を聞き、先生方との顔合わせを通じて、本番に向けた心構えを整えました。 

2. 活動班・生活班ごとの自己紹介
  いよいよグループ活動です。宿泊学習で寝食を共にする活動班や生活班に分かれ、自己紹介を行いました。初めは少し照れた様子も見られましたが、「〇〇小学校です」「一緒に楽しもうね!」といった明るい会話が交わされ、お互いのことを知る第一歩を踏み出しました。

  

3. 各係の確認と話し合い
  宿泊学習を自主的に運営するために重要な各係の役割を確認し合いました。真剣な表情で資料を確認し、「ここはどうする?」「協力して準備しよう!」と、具体的な役割分担や活動内容について話し合う姿からは、協同の意識と責任感が芽生えていることが感じられました。

4. じゃけん列車で仲良くなろう!
  緊張が解けたところで、全体でのレクリエーション「じゃんけん列車」の始まりです。「やったー、つながった!」「すごい長い列車になったね!」と、体育館のフロアいっぱいに大きな列車の輪ができあがりました。勝敗に関わらず、ハイタッチや笑顔で喜びを分かち合う様子は、まさに「友愛」の心を育む時間となりました。写真にあるように、子どもたちの自然な笑顔があふれる時間となりました。 

  

 4つの活動を終え、子どもたちの間には笑顔と活発な会話があふれていました。「宿泊学習がもっと楽しみになった!」「新しい友達と一緒なら頑張れそう!」といった声が聞かれ、本番への期待が大きく高まったことが伺えます。今回の事前交流会は、子どもたちが規律を守り、協同し、友愛の心をもって奉仕の精神で活動する宿泊学習の成功に向けた、素晴らしいスタートとなりました。