学校長あいさつ
 本校は、都城市役所から南へ約5㎞のところに位置し、本年度、創立153年を迎える伝統ある学校です。
 梅北という地名の由来については、西生寺の阿弥陀堂の後の山中にあった白梅がいつも北の方ばかりが繁ったので、この梅にちなんで「梅北」というようになったという説と、もう一つは都城地方の開祖である平季基の館が梅の大木の北にあったため「梅北」と改称して、この梅北氏の名が地名になったという説の二つがあります。
 梅北町麓地区には梅北城跡があります。梅北城は平安時代に築城されたとされ、都城盆地を囲む山地がわずかにとぎれ、南の志布志方面に通ずる開口部に位置するため、都城攻防の要衝であり、南北朝時代には近 隣諸氏の争奪の的となったようです。また、梅北町益貫地区にある黒尾神社は、明治6年に小松原町に移されるまで、神柱宮があったところです。
 本校の運動場には、大正天皇即位記念として植樹されたけやきの木がありました。平成30年の台風24号で、その植樹102年のけやきが倒れてしまい、苦渋の決断で翌年2月、伐採になりました。児童、職員、保護者、地域住民皆がけやきの大木に見守られてきたことを忘れず、「けやきっ子」である児童はさらに大きく健やかに育ってほしいです。地域の方々は、素朴で温かい心情を常とし、学校に対しても大変協力的で、校区は、自然や地域の方々とふれあいを体験できる環境にあります。
 けやきっ子の子どもたちとともに、梅北の頭文字をとって
「㋒キウキ㋱キメキ㋖ラキラ㋟のしいがっこう」
 うめきたのしいがっこうづくりに取り組んでまいります。
 
              都城市立梅北小学校 校長 田中 敏雄
学校の教育目標

たくましい体、豊かな心、自ら考える力を備えた実践力のある児童の育成

本校の教育方針・教育目標
学校の沿革
校時程
梅北小よい子の約束