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全校朝会が行われました

 10月7日(火)、全校朝会が行われました。まずは代表生徒によるスピーチです。自分の「推し」をテーマに話を展開し、「どんなに辛いことがあっても、推しを見ると元気が出て、明日も頑張ろうという気持ちになれる」と語ってくれました。最後には、「みんなも自分を支えてくれる“推し”を見つけてほしい」という温かいメッセージで締めくくりました。聞いていた児童生徒たちも、自分を励ましてくれる存在について考えるきっかけになったようです。

 続いて、先生方による講話が行われました。1人目の先生は、ご自身の妊娠期間を振り返り、体や心の変化を通して感じたことを話してくださいました。「今はどんな時期なのだろう」「これから何をしなくてはいけないのかな」「自分にできることはあるかな」と考えることや、「正しい情報を得ること」、「生まれてくる赤ちゃんのために考えていくこと」の大切さを教えてくださいました。

 2人目の先生は、大学時代の経験をもとに、宮崎の方言と他県の言葉の違いについて話をしてくださいました。出雲弁では語尾が「〜だに」「〜だが」となることや、連続テレビ小説のタイトルにもなった「だんだん」という言葉の意味についても紹介してくれました。「だんだん」とは「ありがとう」という意味なのだそうです。聞いたことのない言葉の面白さに、会場は笑顔で包まれました。先生は最後に「同じ日本人でも、地域によって言葉や文化はさまざま。違いを受け入れながら人と関わっていくことが大切です」とまとめられました。

 今回の朝会は、生徒・先生それぞれの経験や思いを通して、「自分を支えるもの」や「心と体・人とのつながり」について深く考える時間となりました。自分の知らない文化や言葉と触れ合うときや、将来パートナーとの間に新しい命が誕生したときには、ぜひ今日の講話を思い出してほしいと思います。