ブログ

救急法講習会を実施しました

 5月22日(木)、3・4時間目に体育館で救急法講習会を実施しました。都城市消防局警防救急課から2名の講師の方をお招きし、命を守るための大切な知識と技術を学びました。

 講習では、はじめに心肺停止時の対応として行う胸骨圧迫やAEDの使い方を学びました。「大丈夫ですか」の声掛けから始まり、生徒自身も「あなたはAEDを、あなたは119番通報を願いします」と迅速に対応する姿が見られました。胸骨圧迫のコツとして〈強く・早く・絶え間なく〉のポイントをおさえ、練習ではテンポよく胸骨圧迫を行うことができました。

 次に、喉に物が詰まった際の対応法である〈背部叩打法〉や〈腹部突き上げ法〉について実践を交えながら指導していただきました。また、これからの季節に注意が必要な「熱中症」の対処法についても詳しく教えていただきました。

 生徒たちは真剣な表情で話を聞き、実際に体を動かしながら学ぶ姿が見られました。生徒たちからは「以前よりもしっかりと理解することができた。もしこのようなことが起きたら、このことを活かしていきたいです。」という頼もしい感想が述べられました。

 これから始まるプールの授業や、日常生活の中でも、いざというときに行動できる力を身につけておくことの大切さを実感する貴重な時間となりました。