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ふれあい祭が開催されました

 11月8日(土)本校体育館にて今年度のふれあい祭が開催されました。ふれあい祭では毎年、児童生徒たちが探求活動で調べまとめてきた成果の発表や、職員と児童生徒が一丸となっての合奏を行っています。これは本校で一年に一度の最も大きな行事です。朝早くからの開催にもかかわらず、県内各地から多くの皆様にご来場いただきました。心より感謝申し上げます。

 今年のふれあい祭のスローガンは「〈心を一つに 笑顔咲く ふれあい祭〉」。この言葉のとおり、会場では来場者の皆様の笑顔で溢れていました。また、児童生徒が日頃の授業や学園生活の中で制作した作品も体育館内に展示され、多くの来場者の方々にご覧いただきました。

 生徒たちの発表はどれも素晴らしく、これまでの学びの成果がしっかりと表れていました。初めは、いつもとは違う体育館の雰囲気に緊張していた生徒もいましたが、発表が始まると堂々と話し始め、発表後には温かい大きな拍手が送られました。発表を終えた生徒たちは安堵の表情を浮かべつつ、やり切った達成感に満ちた晴れやかな姿を見せていました。

 発表の後は、いよいよ児童生徒と職員による合奏です。今年演奏した曲は、シンガーソングライターSGさんの代表曲「僕らまた」。当日の朝まで、曲の出だしがそろわず繰り返し練習を重ねていましたが、本番では無事に音を合わせ、最後まで演奏し切ることができました。演奏中は緊張で会場の様子を見る余裕もありませんでしたが、いただいた拍手の大きさが、会場の温かな雰囲気をしっかりと伝えてくれました。練習を積み重ね、大勢の前で発表できた経験は、児童生徒にとって大きな自信となったはずです。今でもふと、あのメロディーが頭の中に思い出されます。

 その後、会場を外へ移し、野菜販売が行われました。種まきや苗植え、日々の除草や管理、そして収穫まで、すべてを児童生徒自身の手で行ってきました。心を込めて育ててきた野菜は大きく立派に実り、来場者の皆様が列を作って購入してくださいました。野菜はすべて完売し、大盛況となりました。

 最後に、ふれあい祭に参加していただいた皆様へ、この場をお借りして心からの感謝をお伝えしたいと思います。皆様の温かいご支援のおかげで、子どもたちは大きな舞台で輝くことができました。今後とも、学校・家庭・地域、そして子どもたちを見守る関係機関がひとつとなり、子どもたちの成長を力強く支えていきたいと思いますので、引き続きご協力のほど、よろしくお願いいたします。