学習や活動の様子

不審者対応避難訓練【1年生】

 およそ22年前の事件が、日本中の小学校をかえました。そう、大阪のある小学校でおきた事件です。

 この事件をきっかけに、かつては避難訓練といえば、火事や地震だったのですが、「不審者対応」の避難訓練が

日本中で行われるようになったのです。今日の5時間目は、その「不審者対応の避難訓練」が行われました。

 避難訓練自体が小学校では初めての1年生の子どもたち。「避難訓練というのは、自分の命を守るための

学習だよ。」と、訓練に臨む心構えを話しました。
 まず、不審者に対応する上で、わかっておいてほしいことを大型テレビで学習しました。

不審者の事件が起きやすい時間帯や、もし、おきたときはどうしたらいいかについて、全校一斉に放送で説明されました。

 また、ここでは明らかにできませんが、「その人」が学校にいらっしゃったり、遭遇したときの合い言葉や、守るべ

きことなども説明されました。
 

 その後、不審者が来校したという設定で実際に訓練をしました。放送をよく聞き、指示通りに1年生の子どもた

ちは動きましたよ。

 

「その人」が確保されて、校内を動き回る心配がない放送が流れて体育館に全校が集まり、体育館で「振り返り」が

ありました。どの学年も落ち着いて避難することができましたとお褒めの言葉をいただきました。

 

 忘れてはならないのは、大人がみんな不審者ではなく、ほとんどの大人はいい人だということ。

 極度に、大人みんなを不審者と疑うのではなく、今日学んだことを生かしながら自分の身は自分で守れるようになって、不審者に遭遇しないように、そして、事件に巻き込まれないようにして毎日を過ごしてほしいなあとおもう1年生担任一同です。