学習や活動の様子

避難訓練【1年生】

 9月1日は、ちょうど100年前に起きた関東大震災に因んで避難訓練が行われました。

 三股小学校ではこれまでの地震の避難訓練「①地震の恐ろしさや避難の仕方の話→②地震が起きた想定で机の下に

潜ることを1回した後、ならんで運動場へ避難→③ふりかえり」という内容を見直し、本年度は「ある地震避難の研

者の方の考え」を元に、これまでの地震の避難訓練を改善した訓練を実施しました。改善したのは、②の部分です。

 ①の活動をした後、やはり地震が来た想定で体験的な訓練をするのですが、地震が来たときは本震だけではなく余

震も来ることが想定されます。これまでは、1度机の下に潜ってその後運動場という流れだったのですが、今回は本

震で机の下に潜り、おさまって机の下から出た後、再び余震が来るという設定で机の下に潜る活動を3回行いまし

また、現在は建物が耐震化構造になっていることから学校の建物は比較的安全で(勿論、屋外に逃げることも有

効な場合も考えられますが)、すぐに運動場に非難すると直後に更なる余震が来たとき、むしろ危険な場合もある

とから運動場には避難しないほうがいい場合もあり今回は後者(運動場に避難しない)の訓練をしま

した。

 

 終わった後、放送で、校長先生から、大変良く出来たと褒められたあと、

関東大震災は火事で多くの人が亡くなった。阪神大震災は建物の下敷きになってなくなった人が多かった。東日本

大震災は津波で溺れて亡くなった人が多かった。地震の時にはこれという一つの方法ではなく、周りの様子に合わせ

て逃げないといけない。自分の命が守れる人になって!」

というお話がありました。

 おわったあと、1年生の子どもたちは、

 「ちょっとこわかった」

 「じしんで、火事がおきてこわいと思った。」

 「(訓練は)まじめにしないとだめだとおもった」等

と感想を表現していました。

 日本は地震がよく起こる国。この日学習したことを覚えておいてほしいですね。