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着衣泳学習をしました

 今日の水泳はいつもと違います。まず、いつも使っている小プールではなく、水位を下げた大プールでの実施です。そして、下の写真のように服を着たままの水泳です。
低学年の1年生と2年生が行いました。

 【服を着たままプールに入ることに不安げな子供たち】

 ※密を避けるために2メートル毎の目印をつけています。
 
 水から自己の生命を守ることは、水泳指導の大きなねらいの一つです。現実に水の事故は、海、川、湖などの自然環境において着衣のまま発生することが多い状況です。 そこで、本日は着衣した状態で水泳指導を行いました。目的は、水着での泳ぎと違う泳ぎの難しさを身をもって体験させ、そこから不慮の事故に出会ったときの落ち着いた対応の仕方を学ばせることにあります。本校では低学年から経験させています。

     【 いよいよ服を着たままプールにINです】

 まずは服を着たまま、歩いたり、泳いだりしました。子供たちからは「重くで歩きにくい」「服がくっついて気持ち悪い」など、ふだんの水泳とは違うことに気付いているようでした。
 次に、命を守るための方法として「浮く」練習をしました。そのとき使ったのがペットボトルです。子供たちも(こんなもので浮くのかなあ)と半信半疑のようでしたが、見事プカプカと浮くことができました。
    【先生と一緒に浮く練習する1年生です】


 
      【2年生も先生と練習しました】

   【さすが2年生!一人で浮くことができました】


 力を抜き、「ラッコのように浮くといいよ」など、コツをつかんだようでした。
 もうすぐ夏休みです。楽しい夏休みにするためにも、事故のないよう安全に過ごしてほしいです。
 今日は、命を守るための大切なことをたくさん学びました。