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学校のきまりとは

 9月15日に学校運営委協議会が開かれました。この会では、学校生活に関わることについて協議をしていますが、今回はタイトルにある「学校のきまり」について協議しました。

 そもそも学校のきまりとは何ぞやということですが、中学校ではよく「校則」と呼ばれます。小学校では「よい子のきまり」という呼び名が多いのではないでしょうか。具体的には、登校時刻や登校方法、学用品に関することなどです。つまり、学校という集団生活を送る中で、児童の安心安全を保障するための学習上、生活上の規律と言えます。ただし、その規律(きまり)が児童の主体性や個性の伸長を阻害してはなりません。また、児童の内省を促し、主体的・自律的に行動することができるようにするなど、教育的効果を持つものとなるよう配慮しなければならないと考えています。

 そこで、今回は運営協議会の方々と、今の学校のきまりと、すでに見直しをしていること、今後の学校の考え方について説明・協議しました。

 まず学校で見直した内容を説明しました。下校時の荷物についてです。ランドセルの中身が重く、現在はタブレットの持ち帰りも行っていきます。お茶も毎日持ってきています。そこで、あらためて持ち帰る荷物の基準を決め、児童の体への負担を軽減できるようにしました。この例をもとに、「学校を取り巻く社会環境や児童の状況は変化するため、校則の内容は、児童の実情、保護者の考え方、地域の状況、社会の常識、時代の進展などを踏まえたものになっているか、絶えず積極的に見直さなければならない」ということをお話させていただきました。

 現在は、現行のきまりをもとに学校経営をすすめていますが、見直しの際には、児童が話し合う機会を設けたり、PTAにアンケートをしたりするなど、児童の内省を促し、主体的・自律的に行動することができるようにするなど、教育的効果を持つものとなるようにしていきたいと考えております。

 追伸 この日は「最近、ハチが多く、通学路近くの空き家にハチの巣があること」を委員の皆様にお話しさせていただいたところ、早速、ご対応いただきました。感謝です。ありがとうございます。