いのちのおはなし
宮崎県教育委員会では、夏休み明けに子どもたちが元気に、そして笑顔で登校できるよう夏休み前の7月1日から7日を「宮崎県いのちの教育週間」と設定しています。この週を中心に、各学校で「いのちの教育」を重点的に行うことで、県下一斉に「いのちの大切さ」について考える機会としています。
そこで、本校ではお昼の放送において命について話をしました。そのときに使ったのが「いのちのおはなし」という絵本です。作者は日野原重明さんです。医師で地下鉄サリン事件が起きたときに患者の受け入れをした病院の院長です。
この絵本では、日野原さんが95歳のときに10歳の子どもたちにいのちの授業をした様子が描かれています。
詳細は、実際に絵本を読んでいただくといいなあと思っておりますが、私の愛蔵版を本校図書室に置いておりますので、子供さんを通して借りてみてください。
子供たちに一番伝えたかったのは、「一日一日の時間の中に命があること」「その時間をみんなの命として大切にしてほしいこと」「命を無駄にしないということは時間を無駄にしないこと」そして、人が生きていく上で、大事なことは「こころ」。「お互いに手を差し伸べ合って一緒に生きていくこと」「自分以外のことのために、自分の時間をつかおうとすること」「いのちや、いのちをどうつかおうかと決めるこころは見せませんが、見えないものこそ大切にすべきだということ」
日野原先生の言葉を抜粋して伝えさせていただきました。
一人一人の時間を大切に生きていくことを一生懸命にサポートしていきたいです。
追伸
今回は読み聞かせの様子などを写真でお知らせすることができませんでしたが、
なんと!読み聞かせ後に、2年生の子供たちがわざわざ校長室に「読み聞かせ、すごくよかったです」と言葉かけに来てくれました。大人でも褒められるとうれしいですね。そのときの子供たちの姿をパチリと撮りましたので掲載します。
かわいい来訪者に、いつも心が癒されます。
ついでに「記念撮影しましょう」と、子供たちが自らポーズをとってくれました。
今日は「いのちの教育週間」の話題でした。
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