校長室から

体育実技研修

 7月31日に、小林高校の内ノ倉先生を講師に迎え、体育実技研修を行いました。マット運動の効果的な指導方法や、練習の進め方や手順など、実際の体育の授業に生かせる内容で、大変勉強になりました。大変暑い中での研修でしたが、汗をかきながら、時間いっぱい研修に励んでいました。

ICTの活用について

 Society 5.0 時代に生きる子供たちにとって、PC 端末は鉛筆やノートと並ぶマストアイテムです。今や、仕事でも家庭でも、社会のあらゆる場所で ICT の活用が日常のものとなっています。社会を生き抜く力を育み、子供たちの可能性を広げる場所である学校が、時代に取り残され、世界からも遅れたままではいられません。本校も文部科学省のGIGAスクール構想により、令和3年度より、児童、1人1台のタブレット端末での学習環境が整っております。このタブレット端末を活用し、主体的な学びにつなげていくためにはどうしたらよいか、職員でも研究を行っているところです。6月から7月にかけて、全職員がタブレット端末を活用した研究授業を行い、効果的なICT機器の活用について協議を行いました。今後もICT機器の効果的な活用について研究を行っていきます。

雑巾の寄贈について

 6月7日(水)に、商工会の婦人部の方が来られ、雑巾をいただきました。学校の清掃活動などに活用させていただきます。ありがとうございます。

心肺蘇生法

6月7日の職員研修では、高原町分遣所の職員を講師に迎え、心肺蘇生法を行いました。これから、水泳も始まり、万が一の事故に備えて毎年、この研修は行っております。事故がないのが一番ですが、もしもの際に備えて、心臓マッサージ、人工呼吸、AEDの使用法などについての確認、練習を行いました。広原小学校のAEDは、職員玄関に入って奥に設置しております。これまでに、使用したことはありませんが、休日、高齢者クラブやスポーツ少年団で使用しなければならないこともあるかもしれませんね。

令和5年度の学校経営方針について

 広原小学校に校長として赴任して、一ヶ月が過ぎました。子どもたちも優しく、保護者や地域の方におかれましても朝のあいさつ運動にも大変協力的で、頭が下がる思いです。1年生も、ずいぶん学校生活に慣れてきました。このような素敵な学校に赴任してこれた喜びをかみしめているところです。
  本校の教育目標は、「かしこく、心豊かで、たくましく生きる児童の育成」としております。
そのための手立てについて「学力の向上」、「豊かな心の育成」「健全な身体づくり」の3つの柱で取り組んで参ります。
 まず、学力の向上についてです。子どもたちには、学校で学ぶ楽しさを感じてほしいと思っています。新しいことを発見したり、気付いたりする喜びが学習の中にはあります。その学びをささえるツールの1つとして、様々なタブレットやパソコンなどの機器が導入されています。これらをうまく活用させながら学習に取り組んでいきます。また、学習の中では、理解に時間がかかる子どもおります。本校では少ない人数の利点を生かし、個に応じた指導にも力を入れていきます。また、読書活動の充実のため、ボランティアの方の読みきかせなども取り入れながら、本好きの子どもを育てていきます。
 次に、豊かな心の育成についてです。本校では、人権意識を高めていくために、道徳の授業だけでなく、栽培活動などの体験活動や、学校行事に取り組んで参ります。行事に際しましては、礼儀やマナーについても併せて指導を行っていきます。また、子どもたちの悩みに対応するために、日常の観察はもちろんのこと、アンケートや教育相談なども行い、場合によっては校外の相談員の活用も図っていきたいと思います。
 最後に、健全な身体づくりについてです。子どもたちの体力を向上させるために、体育の授業での運動量の確保だけでなく、行事とからめて、持久走や縄跳びにも取り組むことで子どもたちの体力向上を図っていきます。また、外遊びも奨励し、昼休み、屋外で身体を動かす習慣を身につけさせていきたいと思います。また、防災につきましては、災害に対する対応について、学校でも訓練などを行い、命を大切にする行動がとれるよう指導して参ります。
 地域や保護者の皆様におかれましては、日頃より本校の教育活動へのご理解とご協力に感謝申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。

令和5年度学校経営ビジョン.pdf