学校の様子

2016年4月の記事一覧

本当に幸せだったのは誰? さのツキー その後。

さのっこ2年生:校長先生、お鳥さん、見ることができるの?
さのっこ2年生、さのツキーを見たくてたまらない様子。



校長:あのね、一番大切なものは、目に見えないものなんだよ(どこかで聞いたような・・・。)
さのっこ:えー、でも、お鳥さん、見たいです!
校長:そんなに、さのツキーのファンなんだ。(こりゃ、どうにかせねば・・・。でもな・・・。)



校長:そうだね、念じて見るか・・・。ん・・・・、ん・・・・。



でておいで~、さのツキー!
校長:どうか、この純粋なさのっこの思いを叶えてください、さのツキー!

その時でした!またしても、奇蹟が起きました。

校長:え、え、えー!出てきたよ!
さのっこ:うそ!えー、ほんと?



わーい!わーい!



嘘のような、本当の話。少し遠かったので、カメラの望遠をさのっこに見せて、二人でモニター観察しました。その様子をご覧ください。

ほら、いつもと違う出方。さのっこ、よかったね。



車が駐車場に入ってきて、さのツキーは、姿を消しました。



校長先生、ありがとう!さのっこ、さのツキー見たくてたまらなかったの!
本当に、ありがとうございました!



放課後、さのっこの日記を見せてもらいました。

「今日、校長先生がお鳥さんを見せてくれました。とてもとても幸せでした・・・。」

校長、涙が出そうになりました。
ナポレオンは言うでしょう。

子どもたちは日々ささやかな願いをもっている。それは、叶わなくても次の日には忘れ去られるものかもしれない。そのささやかな願いが叶ったとき、小さな体でも、子どもたちは、大きな大きな幸せを感じるのである。

さのっこ、本当に幸せそうでした。
さのツキー、幸せを分けてくれて、ありがとう!

校長先生、ありがとう、バイバイ!
校長:また、一緒に観察しようね!



でも、一番の幸せをもらったのは、実は校長だったかもしれません。
日記に書いてくれるなんて、本当に、光栄です。

私、狭野小の校長で、本当に「幸せ」です。(^o^)

by 校長 (^o^)