学校の様子

県人権教育推進校として

 3月19日(火)、2年生がSOSの出し方教育を行いました。「こまったらどうする?」というテーマで、学びを進めました。まずはじめに、友だちと喧嘩した時、きょうだいのことで悩んだとき、親に怒られて家に帰りたくない時、誰に相談するかについて考えました。多くの子どもが、親や先生、友だち、家族などの考えをもっていましたが、中には誰にも相談しないという考えをもつ子どもも見られました。そこで、困ったときどうすれば気持ちがすっきりするかについてみんなで意見を出し合いました。子どもたちからは、楽しいことや好きなことをして忘れる、いっぱい食べる、大きな声で歌う、運動するなど、ポジティブな意見がたくさん出されました。最後に、好きなことをしても気持ちが軽くならない時はどうすればいい?の問いを投げかけ、文部科学省発行の「小学生のみなさんへ~不安や悩みがあったら話してみよう~」の紙を配付し、不安や悩みがあるときは、一人で抱え込まないで誰かに相談すること、相談する相手がいないときは、相談窓口に連絡するなどを伝えました。授業前に「悩みがあっても誰にも相談しない!」という考えをもっていた子どもたちにとって、今日の授業は、不安や悩みは誰にでもあって、相談することは恥ずかしいことではなく、気持ちがすっきりすることに気付くことができたようです。