学校の様子

野尻小学校の日々の様子です!

離任式

 いよいよ今年度最後のホームページ更新となりました。4月スタート時の「訪問者カウンター数」は「351798人」でした。今日の更新作業時に確認すると「625504人」でしたので、これまで本ホームページを閲覧していただいた方の人数は、273706人となります。1日平均にしますと750人もの方が、本校のホームページを見ていただいている計算になります。保護者、地域、元職員、卒業生、在校児童等!?年度当初は70000人(1日平均アクセス200人)を目標としてスタートしましたが、目標を大きく上回る閲覧者数に正直驚いています。野尻小のフアンが増えてくださったにならうれしいです。

 本ホームページを見て頂いてくださった皆様、これまで、本校の教育の営みを支えていただき本当にありがとうございました。4月1日から、新しい校長先生を迎え、さらに充実した素晴らしい学校になると思います。これからは少し離れたところから、野尻小の子どもたちがきらきら、にこにこ、ぐんぐん、がんばる姿を応援していきたいと思います。これから益々の野尻小学校の発展を祈っています。2年間という短い期間でしたが、本当にお世話になりました。

 野尻っ子のみなさん!かなえるという字は「叶」と書きます。くちへんに+(プラス)です。物事をプラスに考え、前向きな発言をするように心がければ、夢はかないます。ドリームズ カム トルー!

 さようなら。みんな元気で!   
                     第45代校長 柏木 賢

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修了式

3月26日(火)に令和5年度修了式がありました。学級担任の合図で各学年がその場に立ち、代表者が前に出て修了証を受け取りました。1年から5年生まで92名全員無事に進級することになります。作文発表では、小学1年生児童が今年度の反省を踏まえ、次年度頑張りたいことを力強く発表しました。校長としては各学年のがんばったことを紹介しました。1年生は学校生活にすっかり慣れ、足し算や引き算もできるようになりひらがなを全部覚え、漢字も書けるようになりました。2年生は、掛け算をしっかり覚え、いろいろな場面で、1年生の1つ年上のお兄さん、お姉さんとして見本をみせてくれました。3年生は、新しく始まった学習(習字、リコーダー、総合、外国語活動、社会科、理科など)をがんばりました。4年生は、先生の指示に対して「はいっ!」とみんな一斉に返事ができ、いつもメリハリのある動きで、元気いっぱい学習に取り組みました。3・4年生は突然のアクシデント(バスが相当遅れる)を乗り越え、音楽大会で見事な演奏をしてくれました。5年生は、宿泊学習の経験をいかし、学校のリーダー的存在として、規律・協働・友愛・奉仕の精神をいかして、引っ張っていってくれました。今年1年がんばったことは来年さらによくなるように、また、うまくいかなかったことは春休みにしっかり準備をして、新年度、気持ちのよいスタートがきれるように!と話しました。そして、本年度最後の校歌を全員で元気よく歌って式を終えました。

みんな、この1年、本当によくがんばりました。4月、進級した学年でそれぞれにがんばっていってくださいね。

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卒業式

 3月25日(月)に野尻小になってから77回目の卒業式を行いました。今年度は20名が卒業しました。一人一人壇上に上り、卒業証書を受け取りました。式の態度も儀式に臨む姿勢も立派な姿を見せてくれました。校長式辞ではこの1年間の子どもたちの頑張りとこれまで支えてくださった方々への感謝の気持ちをもつことの大切さ、そして、ミスチルの「終わりなき旅」の歌詞の中から、「もっと素晴らしいはずの自分を探して、もっと大きなはずの自分を探して、次の扉をノックしよう!」を紹介し、いいことばかりではないかもしれないが、前に前に歩みを踏み出していこうと話しました。祝辞をいただいた小林市教育委員会の久松指導主事からは、大谷翔平選手が同じ名前のしょうへいちゃんを見舞ったことで、周りの方々の善意が集まり、手術をするための基金が集まったお話、PTA会長の山下様からは、能登地震で被災された方々のことを例に出され、私たちは誰かに支えられて生きている、だからこそ感謝の気持ちと思いやりの心をもつことは大切だと話されました。お2人のお話は子どもたちの心に響き、子どもたちの今後のよりよい生き方につながる内容でした。「別れの言葉」では、卒業生も在校生もお互い見つめ合って、呼びかけや歌をうたい、今までともに過ごした日々を思い出しながら表現できていました。3年生から5年生が1つになって歌う在校生からの歌は卒業生への最後で最高のプレゼントになり、中学生としての生活の始まりを後押ししてくれる柔らかくて優しい追い風となることでしょう!4月からは中学校へ進学する卒業生!野尻中でも3年間の1日1日を大切に過ごし、どのような人に育っていくかをとても楽しみにしています。それぞれがもつ夢に向かって保護者代表あいさつの中にあった「決してあきらめない心」を持ち続け、これからも全力を尽くしてがんばってほしいです。

卒業式後には、6年児童、保護者主催の「卒業を祝う会」があり、卒業生がつくった動画を視聴したり、花束と感謝の言葉をいただいたりしました。ありがとうございました。

 

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卒業式準備

3月22日(金)、来週行われる卒業式の準備を在校生みんなで行いました。

1年生は卒業生が通る児童玄関前の廊下を掃いたりふいたりしていました。

2年生は体育館へとつながる渡り廊下の花鉢を一生懸命雑巾でふいていました。

3年生は児童玄関前の庭、児童玄関の清掃をしていました。

4~6年生は設営をがんばって準備してくれました。とっても美しい式場ができました。月曜日はきっと感動の卒業式になることでしょう!

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SOSの出し方教育

 3月21日(木)1年生がSOSの出し方教育の授業をしました。授業の初めに、悩み事調査の結果を提示し、全国の子どもたちの多くが悩みを抱えている実態に気付くことができました。そして、「こころってどこにあるのでしょう?」という絵本を読み聞かせました。その後、3つのことについて考えていきました。1つめは心がもやもやするときはどんな時か?でした。こまったとき、つらいとき、いやだなと思ったときなどいろいろな考えが出されました。次に、もやもやする気持ちを小さくするにはどうすればよいか?を考えました。家族や先生、友だちに話すという意見がある一方、誰にも言わない、いやなことをする相手に直接いやだと伝える!という意見も見られました。すごい!最後に、子どもだけで解決できない時はどうするかについて話し合いました。先生からのまとめでは、悩みがあることはあたりまえのこと、がまんしないで信頼できる大人などに相談するように!と伝え、でも誰にも相談できないときのために、電話や手紙で相談する方法について教えられました。学習後の子どもたちの表情はとてもすっきりしていて、安心したような感じに変わっていきました。よい授業でした。

 これで、野尻小学校は県人権教育指定校として、すべての学級でSOSの出し方教育とピアサポートの授業を実施することができました。きっと、これからもっと、もっと、なかよしな学校になっていくことでしょう!

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卒業間近の6年生からの贈り物

3月21日(木)卒業を間近に控えた6年生が感謝の気持ちで奉仕作業をしてくれました。

みんなで協力して、パソコン室と図工室の清掃活動をしれました。黙々と働く子どもたち!小林市で目指す「自立、貢献、感謝」の心が確実に育った姿でした!

 給食時間は6年担任が、6年生児童全員分のありがとうのメッセージを読みました。じ~んとくる内容ばかりで、みんな感動していました!いよいよ、お別れの時が近づいてきたんだと、在校生も卒業生も感じ、ちょっぴり悲しくなりました。

 6年生のみなさん!すてきな贈り物、最後の贈り物、本当にありがとう!

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県人権教育推進校として

 3月19日(火)、2年生がSOSの出し方教育を行いました。「こまったらどうする?」というテーマで、学びを進めました。まずはじめに、友だちと喧嘩した時、きょうだいのことで悩んだとき、親に怒られて家に帰りたくない時、誰に相談するかについて考えました。多くの子どもが、親や先生、友だち、家族などの考えをもっていましたが、中には誰にも相談しないという考えをもつ子どもも見られました。そこで、困ったときどうすれば気持ちがすっきりするかについてみんなで意見を出し合いました。子どもたちからは、楽しいことや好きなことをして忘れる、いっぱい食べる、大きな声で歌う、運動するなど、ポジティブな意見がたくさん出されました。最後に、好きなことをしても気持ちが軽くならない時はどうすればいい?の問いを投げかけ、文部科学省発行の「小学生のみなさんへ~不安や悩みがあったら話してみよう~」の紙を配付し、不安や悩みがあるときは、一人で抱え込まないで誰かに相談すること、相談する相手がいないときは、相談窓口に連絡するなどを伝えました。授業前に「悩みがあっても誰にも相談しない!」という考えをもっていた子どもたちにとって、今日の授業は、不安や悩みは誰にでもあって、相談することは恥ずかしいことではなく、気持ちがすっきりすることに気付くことができたようです。

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小林市読書感想文コンクール市長賞作文発表

3月18日に続き、小林市読書感想文コンクールにおいて最優秀賞の市長賞を受賞した4年生児童に、お昼の放送時に、作文を読んでもらいました。

【受賞作文】

小公女セーラを読んで

 

私がこの本を読もうと思ったきっかけは、このシリーズの本が好きできっと面白いと思ったからです。この本は、読む人にゆめや希望を与えてくれる本だと感じました。

 この物語では、セーラという女の子が女学院に入ったばかりの時、突然父親が亡くなってしまいます。そして、まずしくなったけど、父親の友達に引き取られて幸せになるというお話です。

 私は、この物語を読んで、心に残ったことが二つあります。

 一つ目は、女学院の校長先生にひどいあつかいをされても心が負けなかったことです。父親が亡くなったとたん、せまい部屋にうつされ、食事をぬきにされました。食事をもらえないなんて、私には考えられません。それなのにセーラは、王女になるゆめをあきらめないで仕事をがんばりました。それほどセーラは、王女になりたいと思う気持ちが強いのかなあと思いました。

 もし私の大切な家族が亡くなったら、悲しすぎて、何もやる気が出なくなると思います。ゆめがあってもあきらめてしまうかもしれません。

 二つ目は、セーラがとてもやさしい心の持ち主だということです。セーラは、おなかが空いてふらふらしているのに、街でぐったりしている女の子に、ほぼ全てのパンをあげたのです。セーラは、どうしてそんなことをしたのだろうと思いました。私だったら、自分もおなかが空いているんだから、自分で全部食べてしまうと思います。自分のことを後まわしにして、こまっている人を助けようとするセーラは、すごいと思います。セーラは、生まれた時からずっと王女の心をもっていたのかもしれません。

 私には、ピアニストになるゆめがあります。5才のころからピアノを習い始めて、今もがんばっています。これまで、何回練習してもひけなくて、そのくやしさから泣くこともありました。そんな時は、ゆめをあきらめたくなります。でも、セーラは、どんなにつらくてもどんなに苦しくても希望をすてませんでした。私もセーラのようにつらいことがあっても、それをのりこえ強くなっていきたいです。そして、いつの日か本物のピアニストになって、聴く人の心を和ませたり、元気づけたりしたいです。

 

【校長講評】

 どんな困難にも負けず、自分のできることを精いっぱいがんばったセーラの生き方にふれ、将来ピアニストになりたいという思いが強くなったことがこの作文からわかります。高い壁にぶつかり、くじけそうになったとき、勇気を奮い立たせてくれるのがセーラなのでしょう。よい本に出会えてよかったですね。セーラはこの後、父親の友人の登場によってダイヤモンドプリンセスになります。自分を信じて前に前に進んでいれば、きっと幸せになれると思います。これからも、何があっても前向きにがんばっていってくださいね!いつかピアニストになって大舞台で演奏するのを楽しみに待っています!

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小林市立図書館読書感想文入賞作品の紹介

 小林市では、子どもの読書習慣を図り、心豊かで夢のある未来をつくれるよう、小林市読書まつりにあわせてコンクール表彰式を行っています。11月19日(日)のHPでもお伝えしたとおりですが、本校から児童2名が最高賞である市長賞に輝きました。市長賞は応募者の中から各学年1人が選ばれます。六つの学年中、2人の市長賞が本校から選出されたことは大変名誉なことです。日頃の学習の成果だと思います。今日はその入賞作品から5年生児童にお昼の放送時に、作文を読んでもらいました。

 市長からもすばらしい作品なので、全体の場でぜひ紹介してほしいとのお言葉をいただいていました。

【入賞作品】

題名 ラスト・チェリー・ブロッサムを読んで

 私がこの本を読んで一番初めに思ったことがあります。それは、今の私はとても幸せだということです。なぜかというと、身近なところで大きな争いごとがないこと、そして、仲良くしてくれる友達がいるからです。

 この物語は、戦争、そして原子爆弾によって家族の心が引き裂かれ、大親友とも死に別れてしまう女の子の物語です。広島に一発の原子爆弾が落ちたことで、すべてを失ったユリコに起こった出来事が、もし、私自身に起きたらと思うと、とてもこわくてたえられないものでした。

 わたしには、つらいことやなやみがあったとき、何でも話せる友達がいます。それは、この話に出てくるユリコも同じでした。つらい中でも毎日を楽しく過ごせるマチコという友達がいました。家や学校で悲しいことがあったときも、マチコと一緒にいるときはいつも笑顔のユリコでした。そして、その顔が私の頭にたくさんうかんできました。

 昭和二十年八月のことでした。物語を読み進めていく中で、私の頭で思い浮かべていたユリコとマチコの笑顔は、すべて消えてしまいました。ユリコはとても悲しかったと思います。心も目の前も真っ暗になっていたと思います。私はユリコの気持ちを考えると、とても寒い冬が続いているようで、早くあたたかい春が来ないかなという気持ちでいっぱいになりました。

 そして、原子爆弾が広島に落とされました。マチコも亡くなりました。お父さんもお母さんも亡くなりました。たとえ血はつながっていなかったとしても、身近な家族、そして、大親友をいっしゅんでうばわれるということは、私にはとてもたえられません。

 今世界中のいろいろなところで戦争が起きています。私は、正直心が悲しくなります。泣いている小さな子どもやお年寄りがたくさんいると思います。ニュースでしか見たことがないけれど、なぜみんな仲良くできないのだろうと考えるようになりました。

 いつの日か、みんなが笑顔で過ごせる日がくれば、私は嬉しいです。そのためにも、国どうしが仲良くすることが大切だと考えさせられました。そんな世の中になるように、まずは一人一人がお互いを思いやって、仲良くしていくことが大切だと思います。

 真っ暗な冬から、この本にもあった桜の咲くあたたかい春がやってきてほしいです。

 

【校長講評】

 原子爆弾によって悲しい最期をとげた登場人物の悲しみや辛さを感じ取り、戦争の悲惨さと命の尊さを改めて気づかされたことが作文から分かります。私たちの身の回りでは起きていなくても、世の中ではいろいろなところで今もなお、毎日起きている戦争を、やめさせたい!失なわれる生命をくいとめたい!と強く思う意思も感じ取られました。単にあらすじを追うのではなく、心を動かされたことから考えた自分の意見を素直に表現していて、大変すばらしい作品です。さすが、市長賞授賞作品です!

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卒業式全体練習

 3月18日(月)、卒業式全体練習がありました。卒業式に向けて、ラスト4日となりました。最高の舞台になるように、会の流れに沿って、3~6年生が体育館に集まり、歌や呼びかけの練習をしました。すごく、卒業生、在校生ともに態度が良く、1つ1つの行動に気持ちがこもってきました。参加者全員で行う練習はこれが最後です。きっと、本番、それぞれに有終の美が飾れるでしょう!

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