学校の様子

卒業式

 3月25日(月)に野尻小になってから77回目の卒業式を行いました。今年度は20名が卒業しました。一人一人壇上に上り、卒業証書を受け取りました。式の態度も儀式に臨む姿勢も立派な姿を見せてくれました。校長式辞ではこの1年間の子どもたちの頑張りとこれまで支えてくださった方々への感謝の気持ちをもつことの大切さ、そして、ミスチルの「終わりなき旅」の歌詞の中から、「もっと素晴らしいはずの自分を探して、もっと大きなはずの自分を探して、次の扉をノックしよう!」を紹介し、いいことばかりではないかもしれないが、前に前に歩みを踏み出していこうと話しました。祝辞をいただいた小林市教育委員会の久松指導主事からは、大谷翔平選手が同じ名前のしょうへいちゃんを見舞ったことで、周りの方々の善意が集まり、手術をするための基金が集まったお話、PTA会長の山下様からは、能登地震で被災された方々のことを例に出され、私たちは誰かに支えられて生きている、だからこそ感謝の気持ちと思いやりの心をもつことは大切だと話されました。お2人のお話は子どもたちの心に響き、子どもたちの今後のよりよい生き方につながる内容でした。「別れの言葉」では、卒業生も在校生もお互い見つめ合って、呼びかけや歌をうたい、今までともに過ごした日々を思い出しながら表現できていました。3年生から5年生が1つになって歌う在校生からの歌は卒業生への最後で最高のプレゼントになり、中学生としての生活の始まりを後押ししてくれる柔らかくて優しい追い風となることでしょう!4月からは中学校へ進学する卒業生!野尻中でも3年間の1日1日を大切に過ごし、どのような人に育っていくかをとても楽しみにしています。それぞれがもつ夢に向かって保護者代表あいさつの中にあった「決してあきらめない心」を持ち続け、これからも全力を尽くしてがんばってほしいです。

卒業式後には、6年児童、保護者主催の「卒業を祝う会」があり、卒業生がつくった動画を視聴したり、花束と感謝の言葉をいただいたりしました。ありがとうございました。