出来事

出来事

鬼ごっこ

2月28日・金
  昼休みに草取りをしながら、子どもたちの様子を観察していました。1年生から4年生までの子どもたちが、鬼ごっこをしていました。A君が鬼になりました。でもA君は追いかけません。いつまでたっても追いかけません。どうなるのだろうと見ていました。しびれを切らして逃げていた子どもたちが、側に寄っていって「A!追いかけろよ!」と訴えました。A君は「でもタッチできんもん!」と応えていました。すると「あきらめたらいかんやろ!」「最初からせんければいいわ。」と言い合いになりました。しばらくして「最初からしよう!」ということになりました。A君も入って。とすぐに昼休みを終えるチャイムが鳴りました。ある子が「あ~あ!できんがった!」と言って残念がっていました。鬼ごっこそのものも面白いのですが、そこで起きるドラマ(喜怒哀楽)がまたおもしろいのでしょうね。子どもの問題は、子ども同士で解決するのが一番です。

家庭教育学級閉級式

2月27日・木
  本日、「小中合同家庭教育学級閉級式」が午後7時30分から紙屋中学校であります。会員の皆様のご参加よろしくお願いします。1年間いろいろな講座や教室を開催してきましたが、皆様方のご協力により無事終了できました。ありがとうございました。3月9日に「学校、家庭、地域の教育フォーラム」があります。こちらは、家庭教育学級が主催の大会です。13時から市民文化会館で行われます。こちらも是非参加ください。よろしくお願いします。これからも家庭教育を充実し、「賢く、心豊かで、元気な子ども」の育成を図りましょう。

燃え尽き症候群

2月26日・水曜日
  「燃え尽き症候群」という言葉があります。これはよくスポーツ界で使われる言葉です。例えば、小学生時にあるスポーツを一生懸命にして「優勝」等達成すると中学校以降そのスポーツをしなくなるという現象です。「やり過ぎは毒」ということだと思います。勉強もそのことが言えると思います。親の方の中には、子どもに対する期待が大きく「勉強しなさい」、「塾に行きなさい」など過多に勉強をさせる方がいらっしゃいます。本人が勉強好きで、自ら希望したのならまだいいでしょう。させ過ぎは勉強嫌いを生みます。また、遊びなどせずに勉強ばっかりしてもその後は伸び悩むものです。勉強の燃え尽き症候群を防ぐには、「適度な質と量」が大事です。発達段階に応じて、すべきことがあります。子どものうちは、子ども同士の遊び、親との遊びなど、まず「遊び(豊かな体験)」が大事です。そして「勉強」です。「勉強」では、その教科を「好き」になることが肝要です。小学校高学年や中学校になると「受験」があります。「受験」を目的に勉強しなければなりません。更にその先にも「受験」「試験」が待っています。気力を失う「燃え尽き症候群」を防ぐには、「目的」「ゴール」をしっかりもたせることが大事です。「目的」や「ゴール」は、親が決めるのではなく、子ども自身が決めることが大切です。何事においても「燃え尽き症候群」にならないように気を付けたいものです。

歩いて登校!!

2月25日・火曜日
  先日「コミュニティ・スクール」の研修会(校長出会)がありました。その会で、各中学校区でコミュニティとしてどのようなことに取り組むかという課題に対し「500メートル歩行」に取り組んでいるという報告があったそうです。つまり、車で送迎している家庭が多いということで、せめて校門から500メートル離れた所からは歩きましょうという取組なのだそうです。「なぜ車で送迎するのか」という疑問がありますが、それなりの理由があるのでしょう。学校は、原則は歩いて登校です。その理由については、以前の掲示板に掲載していますので、参照ください。紙屋小学校の子どもたちは、何か支障がない限り歩いて登校しています。少年団活動もいったん帰宅して、またグラウンドへ歩いて通っている児童生徒がいます。雨の日も風の日もがんばっています。ですので、心身共に強い子どもたちが育っています。親の気持ちとしては、歩かせるのは「かわいそう」、「つらそう」という感情が湧くことと思います。しかし、車を使うと心身は鍛えられません。子どもは、「負荷(課題)」を与えることで鍛えられます。成長します。「車での送迎」は、負荷を取り除く手段ですので、子どもの成長にはよくないことだと思います。歩いて登校は紙屋小学校のすばらしい伝統だと思います。お父さん、お母さん方の姿を見てもそう思います。きつい、苦しいことを自分から臨み、努力されていらっしゃいます。すごいと思います。そしていろいろなところで結果を残されています。保護者、地域の方々は本当によく頑張っていらっしゃいます。紙屋は素晴らしい!!

ソチオリンピック閉幕

2月24日・月
  「ソチオリンピック」が23日に閉幕しました。日本はメダル8個と海外開催でのオリンピック獲得メダル数が最多となりました。選手やスタッフ、応援のみなさんお疲れ様でした。素晴らしい結果です。メダルの獲得数も大切ですが、選手の皆さん方が日本代表として最善の努力を果たされたことが素晴らしいと思います。選手の皆さんから「夢、希望、感動、勇気、やる気、元気」をいただきました。ありがとうございました。特に子どもたちは、今回のソチオリンピックで「夢、希望」を抱いたことでしょう。この「夢、希望」は「生きる力」の源になります。「やればできる」ことを信じて、日々を励んでほしいと思います。