2学期 終業式

2学期の終業式では、メジャーリーガーの大谷選手の凄さをもとに、次のような話をしました。

 大谷選手は、「世界に誇れる日本人」であり「世界中で愛される日本人」です。その理由の一つ目は、大谷選手が超一流であるということです。思考力、集中力、努力が超一流であることを支えています。常に努力するから超一流なのです。

 もう一つの理由は、大谷選手の人間力にあります。コミュニケーション力が高く、常に明るく前向きでいばることなく、人のことを悪く言わずいつも人のために動きます。

 川南小の子どもたちも、大谷選手のように、「努力をおこたらない超一流」であってほしいし、「誰からも愛される人間力」を身につけてほしいと願っています。そして、超一流の全力一心を目指してほしいです。

令和5年度 2学期始業式

 2学期の始業式では、「いのちを大切にしながら、学習や生活、行事などに全力一心で頑張っていきましょう」と話をしました。

 40日間の夏休みを終え、子どもたちの「いのち」が健やかであることに嬉しさを感じています。保護者、地域の皆様のおかげと感謝申し上げます。

 今日の始業式を迎える子どもたちの心情は様々であろうと考えています。2学期の学校生活が始まることが「楽しみ、待っていた」という子どももいれば、「だるいなあ」と感じる子ども、「不安だなあ」と思う子どももいることと考えています。そのため、徐々に学校生活に慣れさせる必要がありますが、不安や相談したいことがあれば信頼できる人に話をして心にも元気を与えてほしいと思います。

 慌てず、じっくり取り組んで力を伸ばしてほしい、という気持ちで2学期始業式を終えました。

令和5年度  始業式

令和5年度がスタートしました。川南の人財育成にむけて、児童・保護者・地域・学校がさらに連携を図り、川南小ならではの教育に努力していきます。本年度も宜しくお願い致します。

始業式では、次の3つについて話しました。

・学習や生活のすべてが学びの場である

・「聞く」「5つの無言」「外で元気に遊ぶ」ことを頑張ってほしい

・1つ上の学年でも自分の力を伸ばせるよう全力一心で取り組むことを  期待している

令和5年度も子どもたちの健全な成長に向けて努力していきます。

 

修了式

昨日の卒業式では、72名の6年生がしっかりと胸を張って卒業証書を受け取り卒業していきました。代表で参加した5年生の態度も大変立派でした。

先ほど渡した修了証は、その学年で学ぶべきことを身につけた、という証拠です。4月からは、みんな1つ上の学年に進級します。

この1年間で、体が大きくなったことはもちろん、心も成長したと思います。先生方がそれをしっかり見て、通知表に書いてくださっているので自分でも読んで振り返ってください。

皆さんが成長したことを校長先生からもいくつか話します。

一つ目は、あいさつが上手になった人が増えてきたことです。相手の目を見て、はっきりした声であいさつできる人が増えてきました。

二つ目は、人のためや学校のために一生懸命に働く人が増えてきました。

三つめは、勉強や運動を頑張りました。

四つ目は、みんなで感染症対策を頑張ってきました。

来年度もみんなで頑張ってさらに伸びていくようにしましょう。

3学期始業式

 冬休みが終わりました。冬休みの間に、事故や事件に巻き込まれる人はいませんでした。皆さんのご家族も、先生たちもとてもうれしく思っています。今日を、気持ちを切り替えるきっかけにして、来週火曜日から本格的に頑張っていきましょう。

 3学期は、わずか3か月しかありません。3か月過ぎたら、一つ上の学年に進級します。ということは、この3か月は、一つ上の学年になるための準備の学期とも言えます。この3か月で、今の学年での学習や生活をしっかりまとめていかなくてはなりません。

 この3か月の準備期間に、皆さんの力を伸ばしたいと思っていることがあります。それは、「あいさつ」です。

 学校で、担任の先生とするあいさつはよくできている人が多いと思います。伸ばしたいなあと思っているあいさつは、それではありません。

教室以外の場所でするあいさつを伸ばしたいと思っています。

 最も難しいのは、地域の人へのあいさつだと思います。学校の外で、先生ではない地域の大人にあいさつするのは、恥ずかしかったり、どういうタイミングで言えばよいかわからなかったりするかもしれません。しかし、難しいからこぞ、地域の人にもしっかりあいさつできる人は、本物の力が備わっていると言えます。

 あいさつは、自分の心を開いて、相手との関係をよりよくしていく人間関係つくりの基本です。ぜひ、頑張って本物の力を手に入れてください。期待しています。

2学期終業式あいさつ

長い2学期が今日で終わりです。この2学期は、皆さんにとってどういうことができるようになった学期だったでしょうか。

2学期を振り返ると、たくさんの行事がありました。運動会、ふれあい参観日、幼保とのふれあい交流会、町探検、いのちの教育、認知症サポーター養成講座、ドーナツづくり、修学旅行など、全校一斉のものや各学年で行ったものなど、たくさんでした。

2学期に皆さんが伸びたことを紹介します。1つめは、朝の登校でのことです。歩道を半分ほど開けて、他の人のために気を使うことができるようになってきました。2つめは、そうじです。無言で一生懸命に取り組んでいます。いずれも、上級生が良い手本になり、下級生が素直に取り組んでいるからよくなってきたと考えています。3学期は、これに加えて、「あいさつ」も上手になっていくと、さらに川南小が良くなっていくと思います。

明日から冬休みです。事故や事件にあわないように気を付け、元気に過ごしてください。自分だけでなく、家族や周りの人の幸せも考えながら自分の行動を決めてください。

2学期始業式あいさつ

今日から2学期がスタートです。夏休み中に、「家族と楽しく過ごせた人」「たくさん遊んだり泳いだりした人」「手伝いもがんばった人」「宿題に苦しんだ人」「体調を崩してしまった人」などいろいろだったことでしょう。中でも、事故に遭う人がいなかったことが何よりうれしいことでした。

2学期のスタートで、まず、心と体を学校生活に慣らしていきましょう。そのうえで、「生活すべてで学ぶ」「全力一心で取り組む」ようにしていきましょう。

そのためには、自分の目標をたててください。そして、たてるだけでなく、途中で目標の達成具合を自己評価してください。さらに、評価をもとに自分のやり方・行動を工夫して目標を達成できるように取り組んでいきましょう。

長い2学期で、学年ごとにいろいろな行事もありますが、全力一心

がんばっていきましょう。

1学期終業式あいさつ

今日で1学期が終わります。1学期は69日間ありました。1年生は66日間でした。それぞれ新しい学年になってスタートしましたが、どんなふうに成長できたでしょうか。

1学期が終わるという節目に、これまでの自分を振り返ってください。いくつかだけ尋ねます。心の中でできたかどうかを振り返ってください。

①授業中、先生や友達の話を集中して聞きましたか。

②授業中、思いついたことや考えたことを進んで発表しましたか。

③給食時間、残さず食べましたか。

④昼休み、晴れている日は外で遊びましたか。

⑤掃除時間、無言で一生懸命掃除しましたか。

「あまりできなかった」と思うものについては、その理由とこれからどう取り組むかを考えることがとても大切です。ぜひ、自分の振り返りをしっかり行ってください。

 

明日からの夏休みに気を付けてほしいことをお話しします。

1つ目は、自分の命を大切にする夏休みにしてください、ということです。

2つ目は、これからもがんばるぞ、という心を夏休み中にさらに大きくしてください、ということです。

 

2学期も、全力一心で取り組める川南小であることを願っています。

 

始業式あいさつ

はじめに、子どもたちの話を聞く姿勢がよいこと、相手を認め励ます拍手をしていること、を誉めました。

 

全力一心で頑張る川南小、子どもたち・先生たちみんなで川南小をよりよくしていきたいと思います。ところで、全力一心で頑張るのはどの場面ですか?答えは、「生活すべて」です。授業だけではありません。登下校、休み時間、給食、清掃、昼休みなどもすべて学びの場です。どの場面で、どんな力をつけて、全力一心を具体的にするかをみんなで一緒に考え、取り組んでいきましょう。

ごあいさつ

令和4年4月1日に赴任してまいりました。小島信二と申します。

どうぞよろしくお願いいたします。

川南町の土地柄、人柄に温かさを感じています。これから、川南小の子どもたちのよりよい成長に向けて、職員一丸となって「全力一心」努めてまいります。

お知らせ

あいさつ

 本日31日をもって、定年退職となります。

 地元川南に戻って,3ヶ年校長を務めさせていただきました。この間、子ども達の笑顔、頑張りから多くの元気をもらいました。また、保護者・地域の皆様方からの熱い支援をいただき、かわみなみ学を充実させることができました。

 一方、この2年は、コロナ禍の中で様々な制約があり、「地域と一体となった・・・」取組が十分にできなかったことが心残りです。

 今回の異動で12名が学校を去りますが、明日新たなメンバーが赴任します。これまで同様、学校を支援していただきますようお願いいたします。お世話になりました。ありがとうございました。

修了式あいさつ

 見つけた子ども達の成長を4つ紹介しました。

① 挨拶が上手になりました。また、校内ですれ違った時に、会釈をする児童が増えました。心のこもったすがすがしい挨拶ができる人は、心が美しい人です。

② 思いやりの心を行動に現す子どもが増えました「思いは見えないけれど、思いやりの心は見える。」これは、宮澤章二さんの「行為の意味」という詩の言葉です。集団登校や縦割り清掃、給食当番など、下級生をやさしく世話する上級生をたくさん見かけました。人にやさしくすることは、相手に喜ばれるだけでなく、自分の心を磨くことができます。

③ 勉強をがんばりました。多くの作品展に出品し、たくさん表彰されました。少年団活動も素晴らしい成績を収めました。

④ 新型コロナウイルス感染症対策を頑張りました。子ども達もですが、保護者の方々にも協力していただきました。我慢の日々が続いており、終わりがまだ見えないですが、引き続きがんばりましょう。

偏食

給食室からのおたより(偏食).docx
 先日、上記文書を保護者向けに出しました。契機となったのは修学旅行です。ホテル等で出された食事に対して、肉類は・・、油ものは・・・、生野菜は・・・と食べない(食べられない)児童が続出しました。これは昨年度も同様でした。給食ではここまでない(我慢して食べている?)ので、改めてびっくりしています。
 個人の嗜好ではありますが、現在の健康管理、将来の健康管理、そして将来の家族の健康管理を考えた時、看過できない問題だととらえています。一般的に、「独り暮らしを始めて分かる親のありがたさ」と言われますが、現在はありとあらゆる食品がお店に並び、お金さえ出せば夜中でも好きなものが手に入る時代です。そういった食生活を日々続けることで、様々な健康問題が出てきていることは周知の通りです。
 小学校期の今、偏食を少しでも是正していく努力を家族全員の協力の下で行うことが大切です。がんばってください。

終業式あいさつ
 まずは、全校児童400名を入れて、体育館で式ができたことを子ども達と一緒に喜びました。
 2学期を振り返るために、2学期の始業式で話したことを振り返らせました。
① 目標を立てて実現する努力をしよう。
  キャリアパスポートに記録しています。これを使って反省をしてもらいます。また、令和4年に向けて、新しい目標をつくるように促しました。
② 自分や友だちの命を大切にしよう。
  交通事故が数件ありました。これを受けて、臨時の交通安全教室を行い、信号のない 横断歩道の渡り方やヘルメット着用を再確認したことをしっかり思い出してもらいました。また、いじめについても話をしました。人間関係のトラブルはよくあることですが、中には、「いじめの兆し」を感じる事象がありました。相手の立場になって考えることを再確認しました。

 いよいよ冬休みですが、年末年始は人が動く時期です。オミクロン株が国内で徐々に増えている状況をとても心配しています。感染対策を取りながら、楽しい冬休みを過ごしてくれることを願っています。

③ 
授業づくり
 現在、宮崎大学で体育科の研究をしている德原教諭が、研究の一環として本校で授業を行いました。6年生のマット運動です。大学生も多数参加してくれました。
ブラッシュアップ事業②
 今回は2回目の参観です。道徳の授業を行いました。事後研では、マンツーマンで、県教育庁中部教育事務所の指導主事から指導助言をいただきました。
ブラッシュアップ事業
 これは、宮崎県教育庁中部教育事務所の主催事業で、授業力向上の取組の一環として、指導主事がマンツーマンで授業づくりについて指導していただけるものです。
 本校では、2年生担任が希望(希望制)しました。コロナ禍で今回が初めてでしたが、同独の授業を公開し、その後1時間指導を受けました。研修の一つとして、非常にありがたい取組です。
始業式のあいさつ
 3つ話をしました。

1 目標を立てて、実現する努力をしよう。
  各自が持っているキャリアパスポートを広げさせました。4月にたてた1学期の目標、7月に行った反省を観させた上で、2学期の目標をたてるよう促しました。

2 自分や友だちのいのちを大切にしよう。
  今回のオリンピックは、特に人権にかかるアピールの場が多々観られました。世界中が人権について考える気運が高まっているんですね。9/10からは、自殺予防週間が始まります。「いじめ」について自分の言動を意識して欲しいと呼びかけました。
 いじめをうまない「こつ」を2つ紹介しました。
 その①
  「違い」を素直に認めること。人と違っていることで、不安になる子どもがいますが、違っていて当たり前、違いを認め合う学級を作ってください。
 その②
  「自分がされて嫌なことは、他の人にしてはいけない。」は一般的ですが、「地分がされて嫌ではないことでも、人によっては嫌だと思うことがある。」相手は違う考え方を持っているかもしれないことをしっかり考えて欲しい。

3 感染症対策と熱中症対策
  養護教諭が詳しく説明しました。私の方からは、感染症に関しての心ない発言は絶対しないようにと念を押しました。例として、欠席者がいた際に、根拠もなく、また根拠があったとしても、感染症と関連付けるような発言を戒めました。
1学期を振り返って
 本日終業式を行い、1学期が終わりました。授業日数は、1年生は68日間、2年生以上は71日間です。コロナ禍の中で、授業日が全うできたことをまずは喜びたいです。(昨年度長期間休校していたことを考えると・・・)
 4月段階で、一部の学校行事を2学期に延期しました。しかし、その他の学習は予定通り実施できました。健診や外部講師を招いての交流等ができました。また、水泳も時数は少なかったですが、予定通りできました。
 一方、長い梅雨と共に、梅雨明けすぐの豪雨、児童下校を心配する日が続きました。個人的には亜熱帯化していると感じているのですが、それを改めて感じた7月でした。

 そして、何よりも子ども達の安全・健康が守られた1学期でした。保護者及び地域の方々の意識の高さ、そして子ども達の落ち着いた行動が要因だととらえています。多くの方々に感謝申し上げます。
 本日、見守り隊の方々の顔合わせに際し、夏休み、子ども達に声をかけてくださいとお願いしました。子ども達が地域に帰ります。よろしくお願いします。
 登校日は8月20日、2学期は27日からです。
あいさつはコミュニケーションの入り口
 毎朝、正門や東門に立っていると、小学生以外の人たちともあいさつを交わします。唐瀬原中学校の生徒のあいさつのよさは伝統になっています。本校の卒業生が主ですが、小学校時代はあまり大きな声が出ていなかった子ども達も、しっかり目を合わせて声をかけてくれます。自信に満ちあふれているのでしょうか? 制服がなせる技でしょうか? まさしく「伝統」「校風」ですね。
 一方で、今年度は、高校生もあいさつをしてくれるようになっていることに気づきました。死角からでも自分からあいさつをしてくれます。お互い名前は分からないのですが、日々あいさつを交わすことで親近感が湧いてきますね。最近は、「おはようございます」に加えて、「行ってらっしゃい」が出てくるようになりました。まるで家族・・・
 更に、唐瀬原中のYさんは、いつも笑顔であいさつをしてくれます。私の記憶では、笑顔ではない日はありません。日々いろいろなことがありますので、「毎日ハッピー」ではないと思いますが、人前では笑顔が作れるんですね。素晴らしいことです。私が採用試験の面接官でしたら、「即採用!」です。
 あいさつは、最初に人と人をつなぐとても大切なツールです。本校の子ども達が皆、このYさんをお手本にして「あいさつ名人」を目指していきます。
全国学力・学習状況調査
 本日、6年生が挑戦しました。昨日の段階で実際に自分で解いてみましたが、一段と「読解力」を求めていることが分かりました。国語は当然ですが、算数についても、問題そのものは、他の学力検査等に比べて簡単ですが、長文をしっかり読んで当てはまる条件を選択するという問いが多々ありました。まさしく読解力です。問題条件に合わせて、それに当てはまる条件や数値を選択するという力が今求められていることを再認識しました。問題分析をしっかりして、平素の学習につなげていきます。
校内研修
 本校では、宮崎大学と連携して、4つのテーマを設定して授業力向上に取り組んでいます。6月中旬に授業研を計画しています。今回は、それに向けて授業内容の検討です。
 「あれもこれも」は検証できませんので、焦点化がポイントです。「今回の授業研で何を検証するのか。」「子ども達の学力を高めるために何をするのか。」「子ども達にどんな力をつけさせたいのか。」等の観点に沿って絞り込みを行いました。
授業力向上
 子ども達の学力を上げる効果的な方法の第一は、先生方の授業力向上です。そのためには研修が必要です。
 本年度は、「自分たちだけ」の研修を改め、宮崎大学と連携した実践を行っています。
具体的なテーマを4つ「表現力」「読解力」「ICT活用」「ソーシャルスキル」設定しました。それぞれのチームごとに、大学の先生方にご協力をいただきながら授業力向上を目指していきます。
 昨日は、大学側とzoomでつなぎ、研究内容についてディスカッションをさせていただきました。学校職員だけでは考えられない視点からのご示唆をいただき、大変勉強になったところです。
 令和3年度1学期のスタートに当たって、「目指す児童像」について話をしました。
1 やさしい子
 ○ 誰にでも優しくしてあげられる子どもになって欲しい。特に、自分より立場の弱 
  い人。下級生は当然のこと、自分の意見を上手に言えない人に対しても。
 ○ 学級や学校をよりよくしていくことを考え、ボランティアに進んで取り組む子ど
  もも「やさしい子」

2 かしこい子
  ○ まずは、勉強をしっかり頑張ること。しかし、テストの成績がいいだけでは足 
   りない。学んだことを生かして、
   自分の考えを説明できる。一度注意を受けたことは二度としない。社会のため
  になることをする。社会のルールを守る。集団のよきリーダーになる。

3 たくましい子
  何よりも自分や友だちの命が大切。健康に気をつけて毎日を過ごして欲しい。
  「たくましい身体」と共に、「たくましい心」が大切。「弱気な虫」が出たとき
 に、頑張ろうと自分を励ますとができる人が「たくましい子」
  また、人前で大きな声であいさつや返事ができる子どもも「たくましい子」
  本当に心の強い人は、弱いものいじめは絶対にしない。そういう場面を見つけた
 ら絶対に止めさせる。そういう人が、「たくましい子」であり「やさしい子」


 
2学期のスタートに当たって
 放送による始業式でした。
 今年の夏休みは、長期の「ステイ・ホーム」でした。我慢の日々でしたが、そのおかげで、今日を迎えられていることを伝えました。また、大きな事故等がなく、無事新学期を迎えられていることも伝えました。
 2学期のスタートに当たって3つのお願いをしました。
① 感染症対策と熱中症対策
② 自分や友だちの命を大切にすること
  9/10からの1週間は「全国自殺予防週間」いじめは絶対にしてはいけないことを伝えました。
③ 目標を立てて実現する努力をすること。
  大人になってもこれは続くこと。こういう経験が人間として成長させます。

 1学期同様、感染症対策の日々です。大きな行事が控える中、やれることをしっかりやっていきます。
初期研授業②
 1学期2回目。今回は両方との学級活動です。
 3年生は、「正しいキズの治療の仕方」。2年生は「上手なあいさつ」です。
 学級活動の場合、導入においていかに課題意識を持たせるかが一つのポイントですが、両者とも、事前アンケートをグラフ化し、そこから課題をつかませていました。両者とも電子黒板を活用していましたが、共通の課題として見えてきたのが、板書は何を書くのか。そして、電子黒板では何をするのかです。1時間の授業が終わったときに、板書を見れば何を学習したかが分かる。これが基本です。一方、電子黒板は、一過性。途中で画面が変わることが当たり前ですから、理解を深める情報の提示が条件であることを理解できました。
 二つ目の課題はワークシートの活用です。どのタイミングで何をさせるのか、これをしっかり教師が持っていないと「宝の持ち腐れ」状態になってしまいます。使いようによっては、ワークシートがガイドの役割を果たしてくれます。
 三つ目は、生活化です。学んで分かったこと、身に付けたことが実生活で定着しないといけません。そのためには、授業で学習した資料等を一定期間掲示しておくことが有効です。よりよい変容を見届けることも教師の務めです。
初期研修 授業件①
 初期研修の中での授業研修の1回目です。3年生の算数です。
 「大きな数」で万を超える数の表記の仕方や位取りの仕組みを学びます。
① 教材研究をしっかりして、授業に臨むこと。
② 事後研修・反省をしっかりして、授業改善に取り組むこと。
 時代が変わっても、教師がやることは同じです。分かる・できる授業を提供することが,教師の最大の役割です。多くの職員の協力の下、若い先生をしっかり育てていきます。
一人一授業
 今週は、5年生、2年生の授業公開です。いずれも算数。
 まず5年生では、グループで話し合う場面がありました。様々な考えがある中で、一つに考えをまとめていく必要があります。そのためには、自分の考えを説明すること、人の考えをしっかり聞くことが求められます。正解を求めることも大切ですが、社会の中では、話合いに進んで参画すること、その考えを表明することが求められます。


 一方、2年生は、九九を超える数のかけ算の答えをどう導き出すかという学習です。解決の見通しをしっかり立てて解を求め、その説明を順序立ててノートに書きます。
 正解は一つですが、そこに至る道筋は多様です。また、人に分かるような説明をすることはとても大切です。
 2年生も5年生も、しっかり力をつけています。
読解力を学ぶ
 児童の学力向上の一手段として、読解力の向上が言われていますが、この分野で県内で先進的な取組をしている五ヶ瀬町から2名の教頭先生を講師としてお招きし、RS(リーディング・スキル)を活用した授業改善の方策を学びました。
 教科書を活用した一般的な授業の進め方だけではなく、発問を工夫し、児童の思考が拡がるような学習を組み立てることが重要であることを再確認しました。これからの取組に生かしていきます。
3学期始業式
 「こころ」について話をしました。
 
 「こころ」は誰にも見えないけれど 「心遣い」は見える
 「思い」は誰にも見えないけれど 「思いやり」は誰にでも見える
 その気持ちを形に

 これは、東北大震災の後に、よく流れていたテレビコマーシャルです。作家:宮澤章二さんの「行為の意味」という詩から引用したものです。
 原文を読み、宮澤さんが訴えている「積極的な行為」の必要性を話しました。
 「思いやり」や「心遣い」があふれる学校でありたいですね。
終業式
 2学期最後の言葉として、「目標」について話をしました。
 本校の合い言葉は、「全力一心」です。何事にも力一杯取り組むこと、先生や友だちなどと心を一つにして取り組むという意味が込められています。
 「努力しなさい」「協力しなさい」といういう言葉が日常化していますが、
努力するためには、やり遂げたいという目標が必要です。また、協力するためには、仲間と一緒に取り組む共通の目標が必要です。この2学期、どんな目標をもってがんばったのが振り返ってもらいました。

 次に、本日渡す通知票についてです。
 これには、各自が2学期にがんばって成長したこと、成長している途中の姿、そしてもう少しがんばってほしいことが書かれてあります。また、道徳の時間の評価を入れています。心の成長もそれぞれにありました。
 しっかり読んで、自分を振り返ることが大切です。

 年が明けると2020年。東京オリンピックが開催されます。
 3学期のスタートは1月6日です。

 今年1年、保護者、地域の方々のご支援のおかげで、落ち着いた環境の元で教育活動が展開できました。子どもの命が守られたことが一番です。
 3学期は、1年のまとめの学期です。子どもたち一人一人を更に伸ばしていけるようがんばっていきます。
 皆様、よい年をお迎えください。
第2回学校運営協議会
 本校単独で開く2回目の学校運営協議会を行いました。
 参観日に合わせて開催しましたので、まず4~6年生の授業をじっくり見ていただきました。
 その上で協議。協議会のポイントが、熟議と決まったことを誰が、どう形にするのかを確認しました。話のきっかけとして、本校児童の実態を出しました。
○ 地域行事への参加率が低い。
○ 自分が住んでいる地区名が言えない児童が多い。
○ 子どもたちは将来、川南に戻ってくるのだろうか。
等を出しました。地域づくりと人づくりは、車の両輪。一体的に取り組む必要があることを確認できました。実働部隊としての、公民館活動、その下にある子ども会活動等の取組状況に関する意見も出ました。取組内容までとはいきませんでしたが、委員それぞれの立場から、様々な意見が出されました。今後の道すじは描けたのではないかという手応えがありました。
持久走大会から持久走発表会へ
 この時期に多くの学校が行っている持久走。今年度は、「大会」から「発表会」へ大きく内容を変えました。具体的には、「競争、順位付け」ではなく、「一定の時間を計ってのペース走」にしました。
 これは、学校で行う学習内容の大元となる学習指導要領(国が決めたもの)に、このペース走が示されていることが理由です。この要領では、持久走は、陸上運動の領域ではなく、体つくり運動の領域に組み込まれています。つまり、私たち大人がイメージする、「位置について、よーい、ドン」で競争して早い順に順位をつけるのではなく、自分の体力を考えながら走るペースを体得し、体力をつけていく学習です。
 今回は、3つのコースを設定し、各自に選択させます。スタート位置もずらすことで、順位が目立たないように配慮しました。しかし一方で、同程度の走力の友だちと一緒に走ることで、「競争」の要素は残しました。競争を楽しむ子ども、自分のペースで走る子ども、様々です。
 生涯スポーツの基礎を築く小学校期において、走ることを楽しいと感じる子どもになってもらいたいと願っています。
川南町ロードレース大会
 一昨日の日曜日。川南町のロードレース大会に出場しました。10㎞です。過去2年間は、勤めていた学校の日曜参観日と重なっていたので、久しぶりの出場です。
 本校からは、私を含めて3名の職員が参加しました。20代の職員は、さすがに若い。とんでもなく速かったです。40代の職員は、高鍋から自転車で来ていました。走った後にまた自転車で高鍋まで帰りました。タフですね。
 私の方は、目標の50分が切れませんでした。年々体力の衰えを感じています。まだまだ練習しなさいということですね。
 子どもたちもたくさん出場してくれました。参加者が年々増え、盛況な大会でした。
主題研究
 本校では、国語・算数の2班をつくり、指導方法の研究をしています。
 今回は、算数部会の授業です。3年生「何倍でしょう」です。2mの2倍の3倍は12mですが、これを順に計算していく方法と、2倍の3倍は6倍という考え方を使って解く2つの考え方を学びました。子どもたちは、しっかり学んでいました。
敬老会
 昨日は、地元公民館の敬老会に参加させていただきました。多くの出席があり、本校体育館が笑顔に包まれました。公民館役員の方々、役場職員の方々、お疲れ様でした。
ラスト1週
 いよいよ今週末が運動会です。今日は暑い晴天。明日は午後から崩れそう。明後日は雨。台風の影響がありそう。木曜日は振替休日。そして金曜日からは晴天の予想。本番は大丈夫そうですね。
 最後の仕上げです。暑い中、子どもたち、先生方、頑張っています。
雨、雨、雨・・・
 昨日の予行練習を受けて、いよいよ最後の仕上げに入ります。学年主任に聞いたところ、60~70%の仕上がり具合ということです。これをこの1週間で、120%にもっていきます。
 しかし、今日も雨。来週も傘マークが並んでいます。加えて、台風が接近しそうです。
6日(日)は、現時点では雨の予報。いろいろ迷うことが予想されます。気を引き締めて頑張ります。
学校運営協議会
 本町では、本年度からコミュニティ・スクール制度を導入しました。本町の特色の一つとして、中学校区で学校運営協議会委員を選定していることです。つまり、委員は、中学校1校、小学校3校(本校を含む)の学校運営協議会に参加することになります。
 今回、本校単独の第1回学校運営協議会を実施しました。内容は以下のとおりです。
① 全学級授業参観(参観日に合わせたので、保護者の参観状況も合わせて)
② 学校の1学期の取組状況の説明と質疑
③ 学校や地域、児童の課題についての協議
 ③では、学校運営協議会の目的の説明のために、学校が感じている子どもたちの課題を提示しました。
課題1 地域での体験活動が少ないのではないか。
課題2 自分で考えて行動する。困難に粘り強く立ち向かう。等の経験が少ないのではな
   いか。
 これらの課題に、「学校として、地域としてどう取り組んでいくのか」を協議・実現していけたらと考えています。
 始まったばかりです。
3つのお願い
 2学期スタートに当たって、3つのお願いをしました。
1 命を大切にしましょう。
  10日から、全国自殺予防週間が始まります。いじめを絶対にしないことを強く訴え 
 ました。

2 夢や目標をもって、頑張り抜きましょう。
  4年生2名が、2学期の目標を発表してくれました。「言われてからやる」ではな
 く、自分で目標をもって取り組むこと。将来に向けた夢をもって、必要な勉強をしてい
 きましょうと話をしました。

3 歩いて登校しましょう
  「世界の果ての通学路」というドキュメンタリー映画の話をしました。世界に
 は、大変な道のりを歩いて登校している子どもたちがいます。「なぜそこまでして
 頑張るのか。それは夢を叶えるために勉強がしたいからです。みなさんも頑張りま
 しょう。」という話をしました。

 単に言うことをしっかり聞く「真面目な子」ではなく、「自分で考えて行動する子ども」を育んでいきましょう と職員間で確認しました。時間はかかりますが、頑張っていきます。
2学期が始まります。
 今日は8月29日(木)。いよいよ次週から2学期が始まります。周辺の市町村では、今秋から2学期が始まっています。ちょっと焦る気持ちがあるのが正直なところです。
 今日もたくさんの職員が出勤し、2学期の向けた準備をしています。運動場や体育館では、工事等が行われています。
 いよいよです。
キャリア教育
 21日(水)、川南町ニューフロンティア教育研究会が行われました。町内小中学校全職員が参加する研修会です。今回は、県キャリア教育支援センターの水永正憲氏を招いて、「育むということ~未来を担う人財育成~」というテーマでお話をしていただきました。水永氏のお話は幾度となく聴いていますが、毎回感銘を受けています。今回、特に印象に残っていることは、
○社会が成熟するほど、人間の成長には時間がかかる。
 子どもたちを観ていると、「幼くなっているのではないか」と感じています。自律が遅れると、そのまま「自立」が遅れます。満ち足りた生活環境の中では、人間の成長が遅れることを再認識しました。
○これまでの教え方、育て方だけでは、子どもたちは幸せをつかむことはできない。
 望ましい人格を育むためには、幼少期、小・中学校期に、「親と教師以外の人格をいかに多くふれあうことができるか。」が重要であると兼ねてから考えていました。地域の方々との交流には、きちんとした意味・意義があるんですね。
○「自分にとっての幸せとは何だろう」を小学校期からきちんと考えさせることが重要
 物欲的な便利さを求めるのであれば、皆都会に出て行きます。「生き甲斐とは」「やり甲斐とは」を考えさせるのもキャリア教育の目的です。

 本校のキャリア教育を推進する上で、学びの多い研修会でした。 
登校日
 「この時期の登校日は何のためにあるのか。」全校集会で子どもたちに問いかけました。いろいろな考え方があると思いますが、
 「いよいよ夏休みが終わり、2学期が始まりますよ。残り10日間で準備をしましょう。」ということです。「準備」とは、
① 「早寝・早起き・朝ご飯」 生活リズムを元に戻しましょう。
② 外に出て遊び、汗をかきましょう。運動会の練習が始まりますよ。
③ 課題を終わらせましょう。
です。
 気持ちよく2学期のスタートが切れることを来しています。
お知らせ
 今日は8月9日(金)。ほとんどの職員が夏休みに入り、職員室は閑散としています。しかし、校内にある児童クラブにはたくさんの子どもたちが来ており、賑やかな声が響いています。
 先日の台風8号により、校内の木々は大きなダメージを受けました。「イチョウの大きな枝が折れ、電話線を切る。」とか、「桜の木が根こそぎ倒れ、放送用のトランペットを乗せた支柱を倒す。」等の被害がありました。
 しかし、天候が回復した午後から、早速町の技術員さん方が重機をもって来校され、倒れた枝木の処理をしていただきました。 2日ほどであっという間に片付きました。大変ありがたかったです。

 さて、明日から3連休、そして8/13~15日は学校閉庁日です。1週間後の16日(金)から学校を再開します。
外国語研修
 本校は、外国語専科配置校です。しかし、それに頼っていてはいけません。他の職員のこの領域の資質向上が大きな課題です。
 そこで、管内の指導教諭を招聘し、研修を企画しました。隣接校の通山小学校と合同研修です。
 3・4年生の外国語活動、5・6年生の外国語科の授業の実際を演習を元に学びました。「英語は楽しく」のとおりの充実した研修でした。
研修漬けの1週間
 夏休みに入って早4日、この間、研修漬けの日々でした。
 週末の今日は、
①職員会(1学期の反省、9・10月行事予定)
②外国語に関する研修(通山小学校と合同)
③新学習指導要領に係る研修(指導要録、プログラミング教育)
③JRC活動に係る研修
とメニュー豊富でした。
 7月いっぱいは、このような研修を組み込み、資質の向上を図っていきます。
1学期終業式
 本日、1学期終了の日を迎えました。1年生は66日間、2~6年生は69日間でした。この間、平成から令和へと、新しい時代を迎えたことが大きな出来事でした。また、6月からは雨が多く、登下校が心配になり日もありました。
 何よりほっとしているのは、子どもたちが大きな事故等に巻き込まれることなく、安全に過ごせたことです。これをまず1番目に子どもたちに伝えました。その要因は、子ども自身の安全意識の高さですが、見守り隊のみなさんを始め、多くの地域の方々のおかげでもあります。感謝の心を持つことを伝えました。
 本日、子どもたちは「あゆみ」(通知表)を持って帰ります。この中には、431名一人一人、頑張ったこと、頑張っている途中の姿、そしてもう少し頑張ってほしいことが書かれています。あゆみについて以下のことを伝えました。
「あ」・・新しい目標を見つけたこと
「ゆ」・・夢を叶える力を身につけていること
「み」・・魅力ある自分に出会えたこと
 そして、この「あゆみ」は、「自分一人で歩く」ということに加えて「みんなで歩く」という意味があること

 本日、各ご家庭でじっくり読んでください。子どもたちの成長を確認するとともに、新たな目標を設定し頑張らせてほしいと思っています。

 1学期間、ありがとうございました。登校日、そして2学期のスタートである9/2(月)、子どもたちと再会できるのを楽しみにしています。
学校訪問
 去る6月26日(水)、学校訪問が行われました。町教育委員会、県教育庁中部小結区事務所の方々に来ていただき、学校運営全般、特に授業についてご指導をいただきました。
 学校が担っている使命の第1位は「安全」、第2位は「学力を付けること」です。そのためには、1時間ごとの授業の充実です。このことは全員自覚しており、日々努力を惜しまないのですが、やっていることが適切であるかどうかは、客観的、特に外部の評価が重要になります。そういう意味で、外部の方々に、様々な視点からご指摘をいただいたことは、大変勉強になりました。
 また一方で、お誉めの言葉も多々いただきました。日々の努力の結果が子どもの学びの姿として現れている証拠です。子どもと一緒で、誉められるとうれしいですし自信にもなります。
 今回の指摘を謙虚に受け止め、さらなる授業の充実に努めていきます。
地域行事は大切
 土曜日に、鵜戸の本地区で行われた子供会活動に参加させていただきました。
 子どもたちと地区の高齢者の方々の交流を図る機会として、グランドゴルフ大会でした。同じ地区といっても、生活時間が違うと顔を合わせる機会が少なくなります。顔を合わせないと、あいさつもしなくなります。
 会長さんが、あいさつの中で、「これを機会に、地域でもお互いにあいさつができるといいですね」と言われました。まさしくその通りだと思います。子どもの一生懸命のプレーに、各組で歓声が上がっていました。高齢者の方々の素晴らしいプレーに対してもです。
 地域に子どもが少なくなっている現状がありますが、そういう時代だからこそ、子供会活動は大切ですね。
学校経営方針
参観日
 先週末の12日(金)、本年度最初の参観日でした。
 1年生は入学してから2日目です。まだ、学習活動の「ガ」の段階ですが、0からどう「型をつくっていくのか」を観ていただくいい機会です。また、他の学年も、新しい学級、新しい友達、新しい先生のなかで、わが子がどうであるかを観ていただきました。
 また、学級懇談では、学年・学級経営の方針を説明させていただきました。
 さらに、6時間目は、体育館に集まっていただき、学校経営方針や学習指導、生徒指導、保健指導等についての説明やPTA役員から、本年度の活動方針を説明していただきました。
 新しい年度がスタートしたという実感が湧いてきます。