川小ニュース

避難訓練(不審者侵入)

 昨日、不審者が授業中に侵入したという想定で避難訓練をしました。
 今回は、時間帯は事前に知らせていましたが、「どこに入るかは分からない」という設定です。実際に場面にできるだけ近づけるために、少し「ハードル」をあげたわけですが、予想通り、様々な課題が浮かび上がってきました。
① 第1発見者が不審者に対峙するわけだが、1対1の時間が長くなり、生命の危険に
 さらされた。(後で聞いたところ、6回位刺されたとのこと)
② 第1発見者の動き、第2発見者の動き・連携を明確にしないと、情報(どこにいる
 のか、どんな状況なのか)が全体に伝わらない。
③ 各棟ごとに一時避難所を設定したが、不審者が動くことを考えたら、運動場等に避 
 難させた方がいいのではないか。
④ 児童につく職員、不審者に対応する職員をどうくみ分けるのか。
⑤ 子どもたちに、「何が起きているのか」「どこに逃げればいいのか。」を判断す
 る力をつけないといけない。「指示待ち」ではだめである。
等が反省として出されました。
 今後、これらの課題を解決するための「本校なりのやり方」を明確にしていきます。
 
 また、体育館での全体指導では、警察の方から貴重な話をしていただきました。
① 遭遇した際、大きな声が出せることが大切。そのためには、日頃から大きな声で
 あいさつをする習慣をつけるといい。
② まっすぐ逃げるのではなく、大きく曲がりながら逃げるといい。大人は急には曲
 がれない。だから、鬼ごっこをしておくといい。