今日の給食

サミット給食 ~アメリカ(チリコンカン)~

 

【ミルクパン チリコンカン グリーンサラダ 牛乳】

 今日の給食放送一口メモは、G7サミット給食についてでした。

今年の5月19日から21日にG7  広島サミットが開催されます。G7サミットとは、フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、イタリア、カナダ、日本の7か国と欧州理事会議長及び欧州委員会委員長が参加して、毎年開催される国際会議です。G7サミットでは、世界の経済、地域の情勢、様々な地球規模の問題やその時々の国際社会における重要な課題について、意見を出し合い、文書にまとめ、公表します。そして、今回、広島で行われるG7サミットに伴い、宮崎県でも、4月22、23日にG7  宮崎農業大臣会合が開かれます。そこで、サミットに参加する国の料理をサミット給食として紹介します。今日の給食のチリコンカンは、アメリカの郷土料理です。メキシコ料理が由来のアメリカ南部、テキサス州で生まれ、「州の料理」にも指定されるほどテキサス州の人々に親しまれている家庭料理です。チリコンカン誕生にはいろいろな説がありますが、冷蔵庫がなかった時代に鮮度が落ちた肉を料理する方法として、臭み消しのハーブや香辛料を加えて煮込んだのがはじまりだといわれているそうです。チリコンカンの他にも、アメリカには、色々な郷土料理があります。その郷土料理は、世界各国から移り住んできた人とアメリカにもともと住んでいた人、あるいは移り住んできた人どうしの食文化が合わさって根づいたものです。代表的なものに、スペインの「パエリア」に似た炊き込みピラフの「ジャンバラヤ」や、オクラのスープ「ガンボ」、ザリガニ料理などが有名です。また、古くからイギリス人が移り住んだ北東部ニューイングランド地方では、クリームベースの「ニューイングランド・クラムチャウダー」やロブスター料理が有名です。同じ「クラムチャウダー」でも、ニューヨーク名物の「マンハッタン・クラムチャウダー」はトマトベースで、イタリアから移り住んできた人の影響との説があるそうです。今回紹介した料理の他にも郷土料理があるので、自分たちで調べてみましょう。今日の川南町でできた食べ物は、豚肉、じゃがいも、きゅうり、キャベツです。