学校の様子

【4年生】道徳「遠足の朝」

運動会も終わり、学校の中はすっかり日常を取り戻しています。

 

4年生は、道徳で「遠足の朝」という教材を使って学習していました。

黒板には、「仲間外れ」の文字が・・・どうやら、友達との関係や正義について学んでいる様子。そっと子供たちの発言を聞いてみることにしました。

 

(教材を読み上げる声が終わると同時に児童の発言)

児童:「よかったぁ~」

すかさず教師

教師;「素敵な発言。〇〇さん、なんで、よかった~って思ったの?」

児童:「だって、仲間に入れてもらえたから。」

教師:「そうね、最後には仲間に入れてもらえたね。でも始めからこうだったけ?」

児童「ちがう!」

児童「迷ってた」

先生「そうね。心が揺れてたよね。この主人公の子は、どんな場面で心が揺れ動いていたんだっけ?心が揺れ動いている場面はなかった?」

児童「あった」

     --------------------------------------以下略

 

 

子供たちのつぶやきで、授業がどんどん深まりを増していきます。教材を通して、心の揺らぎや正義について考える場面が多く、とてもいい授業だなぁと感じました。

 

頭で考える授業ではなく、自分の心や考えと照らし合わせながら取り組む授業。道徳の授業のお手本を見た感じがしました。